三菱eKクロスT(後編)
2019.08.01 谷口信輝の新車試乗 「こういうクルマが、1台ウチにあってもいい」。レーシングドライバー谷口信輝は、「三菱eKクロスT」のどこに好印象を持ったのか? 新型軽乗用車の見どころについてリポートする。ていねいなところはレクサス並み
今回、谷口信輝に試乗してもらったのは、三菱の新しいハイト系軽自動車ワゴン、eKクロス。そのハンドリングや乗り心地について、谷口は「普通の乗用車の物差しで測ってもいい」と語ったが、それ以外の居住性や使い勝手はどうなのか? eKクロスのエクステリアとインテリアをじっくり観察してもらった。
まずはエクステリアから。
「このクルマのシルエットは好きですね」
ほー、谷口が軽自動車のデザインを褒めるとは思わなかった。
「例えばこのクルマを真っ黒に塗って、その外形だけを見たとすると、ボディーは下が太くて上にいくにしたがってすぼまっていますよね。つまり、ボディー上部が絞り込んである。こういう安定感のあるデザインって、軽自動車にはあまりなかったような気がします」
「あと、これだけ深いプレスラインの軽自動車もあんまりありませんよね。だから、やっつけで作っている感じがまるでしません」
ここで谷口がレーシングドライバーらしいポイントを指摘してくれた。
「ボディーを横から見たとき、前のほうが背が高くて、後ろにいくにつれて下がっている。こういう水滴型って空気抵抗を低くするには効果があるんですが、eKクロスもその辺を狙ったんでしょうか? ちょっと気になりますね」
続いてインテリアを見てもらった。まずは前席まわりから。
「内装の質感はそんなに悪くありません。それと、このベンチシートがまた愛くるしい。僕の場合、隣に腰掛けてもらうなら、やっぱり女性かな。できれば大きめのオジサンは後席に座ってもらったほうがうれしいかもしれません(笑)」
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