レクサスRC F“パフォーマンスパッケージ”(前編)

2019.08.22 谷口信輝の新車試乗 マイナーチェンジを機に、走行性能を磨きに磨いた「レクサスRC F」。初期型の実力をよく知るレーシングドライバー谷口信輝は、今回のリファインをどう評価するのか。第一印象から報告する。
 
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【レクサスRC F“パフォーマンスパッケージ”のスペック】
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4710×1845×1390mm/ホイールベース:2730mm/車重:1720kg/駆動方式:FR/エンジン:5リッターV8 DOHC 32バルブ/トランスミッション:8段AT/最高出力:481PS(354kW)/7100rpm/
最大トルク:535N・m(54.6kgf・m)/4800rpm/タイヤ:(前)255/35ZR19 92Y/(後)275/35ZR19 96Y(ミシュラン・パイロットスポーツ4S)/燃費:8.5km/リッター(WLTCモード)/価格:1404万円


【取材時の燃費データ】
テスト距離: 224.7km(市街地1:高速道路8:山岳路1)/使用燃料:35.1リッター(ハイオクガソリン)/参考燃費:6.4km/リッター(満タン法)/7.0km/リッター(車載燃費計計測値)


	【レクサスRC F“パフォーマンスパッケージ”のスペック】
	ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4710×1845×1390mm/ホイールベース:2730mm/車重:1720kg/駆動方式:FR/エンジン:5リッターV8 DOHC 32バルブ/トランスミッション:8段AT/最高出力:481PS(354kW)/7100rpm/
	最大トルク:535N・m(54.6kgf・m)/4800rpm/タイヤ:(前)255/35ZR19 92Y/(後)275/35ZR19 96Y(ミシュラン・パイロットスポーツ4S)/燃費:8.5km/リッター(WLTCモード)/価格:1404万円

	
	【取材時の燃費データ】
	テスト距離: 224.7km(市街地1:高速道路8:山岳路1)/使用燃料:35.1リッター(ハイオクガソリン)/参考燃費:6.4km/リッター(満タン法)/7.0km/リッター(車載燃費計計測値)
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いじらなくてもかっこいい

「僕ね、実はRC Fのオーナーなんです」

マイナーチェンジを受けた新型レクサスRC Fの試乗を終えたばかりの谷口信輝は、こともなげにそう言い放った。しかも、新型RC Fにサーキットで試乗したこともあるという。これは面白いことになりそうだが、本題に入る前に、マイナーチェンジで変更された内容をざっと振り返っておこう。

5リッターV8自然吸気エンジンの基本はそのままに、細かなチューニングにより最高出力は+4PSの481PS、最大トルクは+5N・mの535N・mを達成。そのほか、各パーツの材料置換や設計見直しなどを行って約20kgの軽量化を図った。さらに“パフォーマンスパッケージ”をオーダーすると、フロントスポイラー、エンジンフード、ルーフなどがカーボン製に改められ、リアウイングが専用の固定式カーボン製となるほか、カーボンセラミックブレーキ、軽量鍛造アルミホイール、チタンマフラーなどを装備することで従来比約70kgという大幅なダイエットを実現。今回、谷口に試乗してもらったのも、この“パフォーマンスパッケージ”仕様である。
「おお、なかなかかっこいいですね。まるで、普通のRC Fを買った人が、ブレーキを強化したり、ハイグリップタイヤを履いたりといった具合に、アフターマーケットのパーツをあとからドカドカ付けた、みたいな感じですね」

もちろん、なかにはアフターマーケットでは手に入らないパーツもある。カーボン製に置き換えられたルーフは、その代表だろう。
「そうそう、こういうのはメーカーじゃないと無理ですよね。僕は自分で買ったクルマにもいろいろなパーツを付けてかっこよく仕上げていくのが好きなタイプですが、そんな風に手を入れていったようなかっこよさのあるクルマです」

 
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谷口信輝(たにぐち のぶてる)
レーシングドライバー
1971年広島生まれ。高校時代からバイクに夢中になり、18歳でミニバイクレース日本一に。その後、ドリフトと出会い、四輪に転身。2001年(30歳)に本格的にレース活動を開始した。D1グランプリでは初開催の2001年にシリーズチャンピオンを獲得し、その後も表彰台の常連として活躍。国内最高峰レースの全日本GT選手権(現SUPER GT)には2002年から参戦しており、2011年、SUPER GT(GT300クラス)のシリーズチャンピオンに輝いた。2014年と2017年にも王座獲得。2019年は4度目の頂点を狙う。またワンメイクレースの86/BRZ Raceにおいては、2014年、2015年、2018年のプロフェッショナルシリーズ王者となっている。
谷口信輝(たにぐち のぶてる)
	レーシングドライバー
	1971年広島生まれ。高校時代からバイクに夢中になり、18歳でミニバイクレース日本一に。その後、ドリフトと出会い、四輪に転身。2001年(30歳)に本格的にレース活動を開始した。D1グランプリでは初開催の2001年にシリーズチャンピオンを獲得し、その後も表彰台の常連として活躍。国内最高峰レースの全日本GT選手権(現SUPER GT)には2002年から参戦しており、2011年、SUPER GT(GT300クラス)のシリーズチャンピオンに輝いた。2014年と2017年にも王座獲得。2019年は4度目の頂点を狙う。またワンメイクレースの86/BRZ Raceにおいては、2014年、2015年、2018年のプロフェッショナルシリーズ王者となっている。拡大

ワインディングロードで感心

攻めているのは外観ばかりでなく、インテリアデザインもなかなか刺激的だ。
「フロアカーペットが真っ赤ですよね。なかなかいいじゃないですか。それとレクサスはシートがいいんですよね。表面が3次元成形でホールド性がいいというか、体によくフィットする。あとは、ステアリングホイールがもうちょっと細かったらいうことないんですけどね」

話を冒頭に戻すと、どうして谷口はRC Fを買ったのだろうか?
「RC Fがデビューした当時、レクサスのなかで一番かっこいいと思ったのがその理由です」

関連キーワード:
RC F, レクサス

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