ホンダ・フィット:これさえあれば無敵だぜ!
2019.10.25 自動車ニュース![]() |
エコなコンパクトカーから高性能なスーパーカーまで、さまざまなクルマを所有してきた清水草一。今回の東京モーターショーで氏のココロに刺さったのは、ホンダが満を持して公開した、あのクルマだった。
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元気なホンダが帰ってきた
私は現実的なカーマニア。買えるクルマにしか興味がない。モーターショーでも、市販化が決まった新型車に興味が集中する。コンセプトカーは市販化決めてから出直して来いや! くらいに思っている。
今回出展された新型車(になる予定のモデル)の中で、ダントツに興味を引いたのは、「ホンダ・フィット」だ。
今回のデザイン、なかなかいいじゃないですか! 柴犬みたいで、かわいいけど適度な気の強さみたいのも感じられて。クルマは見た目が6割なので、すでに6割合格!
新型フィットを見ると、「ホンダデザインがやっと目覚めてくれたのか?」という気がしないでもない。目覚めたっつっても基本的に先祖返りではあるけれど。取りあえず原点に戻って、今後進むべき方向を見つめ直してほしいですよ。なにしろグチャグチャな方向に向かっていたからね。あの複雑グチャグチャ合体ロボ志向は、いったい何を目指していたのか……。
なんだかんだで日本で乗る限り、ハイブリッドは非常に優れたパワーユニットだと思うのです。ハイブリッドカー(いわゆるフルハイブリッド)が1台あると、どんな渋滞も怖くなくなる。フィットがあれば日本では万能かつ無敵! あとは趣味の領域! そんな気がします。2020年2月の新型フィットの発売に期待しております。
(文=清水草一/写真=峰 昌宏/編集=関 顕也)
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