Wheel Catalog
最新のホイールカタログ 2019.12.02 Gear Up! 2020 Winter “おしゃれは足元から”という言葉があるが、それはクルマとて同様である。いかなるクルマでもホイールを履き替えるだけで、スタイリッシュにも、スポーティーにも、雰囲気を一変させることができるからだ。ここでは、おなじみのホイールブランドによる最新モデルを紹介する。![]() |
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ENKEI | Racing GTC02
SUPER GT直系の技術とデザイン
ENKEI Racingシリーズ8年ぶりのニューモデル。国内最高峰レースのSUPER GT選手権に参戦するトップチームのチャンピオン獲得に何度も貢献してきたレーシングホイール「RAシリーズ」のデザインと設計思想をダイレクトに反映しつつ、ストリート用に最適化した。MAP鋳造システムやMAT-DURAⅡ製法など、鍛造と鋳造の長所を併せ持つENKEI独自の製法で、比類のない軽量・高剛性・高強度を実現している。スポークデザインは2×6本。かかる力が少ない部分にミリング加工を施す「H CROSS SPOKE」構造を採用。さらに、スポークの根元に3次元曲面の特徴的なくぼみを設けることで、グラム単位の軽量化と表面積の拡大による放熱性の向上を実現した。
問い合わせ:エンケイ 053-522-5245
ENKEI | ALLROAD RPT1 For Jimny
スズキ・ジムニー/ジムニーシエラ専用モデル
Racingシリーズの名作「RPF1」の技術とノウハウをクロスカントリー用にフィードバックした「RPT1」。その「スズキ・ジムニー/ジムニーシエラ」専用モデル。応力分散と放熱性に優れる2×6スポーク、人気のコンケイブデザインを採用。
問い合わせ:エンケイ 053-522-5245
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MOMO | #MyMOMO
カスタマイズできるRF-01
1964年にレーシングドライバーのジャンピエロ・モレッティが創業した「MOMO」。原点であるステアリングはフェラーリを筆頭に自動車メーカー各社が純正でも採用。近年のヨーロッパでは、ステアリングよりホイールの需要が高い。中でも「RF-01」は星型10本スポークで、フィンが細く彫りが深いデザインが特徴のプレミアムホイールだ。RFとは「ロータリーフォームド」の略で、鋳造後にリム部分を圧延加工し、高い強度と軽さを実現。イタリアらしい官能的な美しさを特徴とする。そして「#MyMOMO」は、ホームページからRF-01をカスタムオーダーするプログラム。対応車種はホームページのMOMOホイールマッチングサイトで確認されたい。サイズは19インチと20インチで、PCDやインセットはもちろん、9色のホイールカラー、8色のセンターキャップが用意され、200通り以上のバリエーションがある。
問い合わせ:レアーズMOMO部門 03-5716-3501
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MOMO | RF-04
王道を行くクラシックデザイン!
ロータリーフォームド製法で高い強度と軽さを実現したRFシリーズ。その新作は、RF-01より「Y」を強調したスポークのデザインが印象的。カラーはマットブラックポリッシュとハイブリッドシルバーの2種類が用意されている。
問い合わせ:レアーズMOMO部門 03-5716-3501
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OZ | ラリーレーシング
伝説のラリーホイールが進化して復刻
1988年の世界ラリー選手権でデビューし、跳ね石や土埃(ぼこり)からブレーキを守るための革新的なスタイルで、究極のグラベルホイールとしてレースに君臨し続ける「ラリーレーシング」。1990年代に大ブレイクした伝説のラリー用ホイールが、進化を遂げて再びストリートに復活した。伝統のデザインに加えて、スポーク裏にアンダーカットを施したり、スポークの先端をリムの上に重ねる形状を採用するなど、現代的な進化とリファインが加えられ、さらに完成度が高まっている。過酷なフィールドで生まれ鍛えられたタフな個性は、あの時代の熱狂を知る人にはもちろん、知らない若い世代にも味わってほしいもの。
問い合わせ:オーゼットジャパン 053-469-5011
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OZ | ウルトラレッジェーラ
OZの代名詞ともいえる定番
イタリア語で「超軽量」を意味する名前が与えられたOZレーシングを象徴する人気モデル。F1レースから触発された6つのダブルスポークを持つ、徹底的にスケルトン化されたデザインは、誰もが一度は見たことがあるはず。時を超越した名作だ。
問い合わせ:オーゼットジャパン 053-469-5011
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Prodrive | GC-05R
走ってわかる、剛性感
4階建てのビルに匹敵するサイズ、世界最高水準の8000tというパワーの油圧鍛造プレス機を使い「鍛造+総切削加工」という方法で、日本国内で作られる「プロドライブ」のアルミニウム合金ホイール。まずアルミの塊に非常に高い圧力で型を押し付け、おわんのような形をした加工用の原型に成型、その後リム部分をスピニング加工で伸ばしていくことで、高剛性と軽量さ、そして美しさでハイパフォーマンスカーのオーナーから絶大な支持を受けている。新作の「GC-05R」は、レースの世界で得たノウハウから生まれ長く愛されてきた「GC-O5K」の魅力を継承・発展させた2×5スポークホイール。大胆に斜めに面取りされたスポーク形状とボルト穴周りに施された個性的なスリットが、スポーティーなルックスを印象づけている。
問い合わせ:ブリヂストンリテールジャパン 0120-036710
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Prodrive | GC-0100
p-linkerレス こだわりの10本スポーク
人気モデル「GC-0100s」のp-linker(アルミ削り出しのエクステンション)をなくし、リムエンドまでスラリと伸びたスポーク形状に。さらにリムエンド2段目の棚を下げながら各部に凹凸をつけることで大口径感と奥行き感を両立。
問い合わせ:ブリヂストンリテールジャパン 0120-036710
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RAYS | VOLK RACING G025
すごみのあるエレガントな美しさ
理由のあるライン」「意志を持つカタチ」というデザイン哲学に基づいて、見た人にエモーショナルな感動をもたらすべく設計されている「VOLK RACING」のGシリーズ。この最新モデル「G025」は、徹底的な構造シミュレーション解析から生み出された。強度や剛性はそのままに従来なら幅6.5mmが必要なスポーク幅を5mmまで薄肉化。まるでハイヒールのごとき美しさを実現した。2×5本タイプのスポークデザインも、普通ならスポーク間に配置するボルトホールを応力が集中するスポークの中心に置き高剛性化。またビッグキャリパーに対応するレーシングコンケイブデザインに加え、ウェイトレスホイールと呼ばれる軽量貫通孔をボルトホール横、スポーク交差部に設けた先進性が魅力のホイールだ。
問い合わせ:レイズユーザーダイヤル 06-6787-0019
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RAYS | VOLK RACING GT090
圧倒的なパワーに応える「沸き立つ美しさ」
FIA GT3クラス用レーシングホイールデザインを踏襲した、スーパースポーツカーへ向けたボルクレーシングの新作。高まる入力値に対して、応力数値の分散から導かれた9スポークは、スポークの薄肉化で軽量性を高めながら、締結部は剛性を重視したデザインへ。スポーク側面のウェイトレスホールが先進性を持つ軽量ホイールであることを誇示する。
問い合わせ:レイズユーザーダイヤル 06-6787-0019

webCG 編集部
1962年創刊の自動車専門誌『CAR GRAPHIC』のインターネットサイトとして、1998年6月にオープンした『webCG』。ニューモデル情報はもちろん、プロフェッショナルによる試乗記やクルマにまつわる読み物など、クルマ好きに向けて日々情報を発信中です。
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