Gear up! Selection | シノハラタイヤ株式会社
タイヤを通してカーライフをサポート 徹底的にタイヤにこだわる、タイヤのエキスパート集団 2019.12.02 Gear Up! 2020 Winter クルマのなかで、路面と接している唯一の部分であるタイヤ。操縦性や快適性、安全性など、クルマの走りを支える重要なパーツであるからこそ、交換する際は信頼の置けるタイヤショップで行いたい。そこで、技術力とサービス力に定評のあるタイヤのエキスパート集団、「シノハラタイヤ」を紹介する。東京オリンピックの開催が迫り、注目が高まる東京ベイエリアの辰巳。そこに、クルマ好きから絶大な信頼を集めるタイヤショップがある。2019年に創業40周年を迎えたシノハラタイヤだ。老舗のイメージとは裏腹に、シンプルですっきりとした店構え、明るく落ち着いた雰囲気のウェイティングルームなど、ともするとタイヤショップにいることを忘れてしまいそうだ。
「ゴムの匂いがしないようにとか、カタログは目立たないところに置いたりとか、これまでのタイヤショップのイメージとは違った、お客さまがくつろげるお店づくりを心がけています」
そう話すのは、シノハラタイヤの代表取締役社長を務める篠原 大氏。この辰巳営業所を含めて3拠点でビジネスを展開しているが、タイヤに対してただならぬ情熱や覚悟の持ち主というのが、すぐに伝わってくる。「タイヤのエキスパート集団として、お客さまの快適で安全なカーライフをお手伝いしたいと思っています」と、タイヤに真正面から取り組んでいるのだ。
それは、タイヤがクルマにとって極めて大切なパーツであることを理解しているから。クルマのなかで、路面と接している唯一の部分がタイヤであり、走りを支える重要なパーツであるのは言うまでもない。
「クルマの性能を引き出すために重要な役割を果たしているのがタイヤです。にもかかわらず、いざタイヤを選ぶときに、値段やブランドでタイヤを決める人が多い。そこで、私どもは、お客さまから話をうかがい、お客さまのクルマやニーズに合わせて、クルマの良さを最大限に引き出すことのできるタイヤをおすすめしています」(篠原氏)
そのために、タイヤの正しい知識を得ることはもちろんのこと、クルマや自動車業界のトレンドなどにも常に目を光らせているという。
シノハラタイヤは、丁寧で確かな作業でも定評がある。この日は実際に作業を見学することができたが、メカニックが、クルマやタイヤ、ホイールの状態を一つひとつ確認しながら、丁寧に作業を進めていたのが印象的だ。例えば、ホイールに新しいタイヤを組む際に、ホイールを傷つけないようラップで保護したり、ホイールバランスをチェックするときに、メカニックが目視でも異常がないかを確認。「タイヤもホイールもそれぞれ状態が異なりますので、それに気を配りながら作業できるよう、私どもではオートマチックのタイヤチェンジャーを使いません」とは篠原氏だ。
「しかし、タイヤショップが確かな技術を提供するのは当たり前のこと。私どもではタイヤ交換後のフォローも大事にしています」と篠原氏は言う。
例えば、タイヤが本来の性能を長期間にわたって発揮するには、空気圧の管理が重要。「お客さまには日ごろからタイヤの空気圧をチェックするようお伝えしています。また、当店でタイヤを購入されたお客さまには、いつでも無料で空気圧の調整を行っています」
また、タイヤとクルマが本来の性能を発揮できるよう、アライメントテスターを設置し、ホイールアライメントの調整を実施している。
さらに、スタッドレスタイヤを購入したお客さまには、タイヤ保管のサービス(有償)も行っている。保管は自社で管理する専用の倉庫を使い、保管の際には空気圧を100kPaに減圧することで、タイヤにストレスをかけないよう配慮しているという。これにより、ユーザーの負担を減らすとともに、保管中のタイヤの劣化が抑えられるのだ。
このように、タイヤを通して、カーライフを強力にサポートするシノハラタイヤ。リピーターも多いということだが、それは同店の技術力とサービス力の高さが、ユーザーから認められている証しだろう。
(文=生方 聡/写真=加藤純也)
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生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
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