ポルシェが新型「911ターボS」を発表 最高出力650PSを誇る「911」のハイエンドモデル

2020.03.04 自動車ニュース
新型ポルシェ911ターボS
新型ポルシェ911ターボS拡大

独ポルシェは2020年3月3日、新型「911ターボS」を発表した。

 
ポルシェが新型「911ターボS」を発表 最高出力650PSを誇る「911」のハイエンドモデルの画像拡大
 
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0-100km/h加速2.7秒、最高速330km/hを実現

新型911ターボSは、最高出力650PS(478kW)、最大トルク800N・m(81.6kgf・m)を発生する3.8リッター水平対向6気筒エンジンを搭載した、現行911シリーズのハイパフォーマンスモデルである。

2つのターボチャージャーを搭載したこのエンジンは、従来モデルより70PSの出力向上と50N・mのトルクアップを実現しており、同車専用の8段PDKとの組み合わせにより、0-100km/hは従来モデルより0.2秒速い2.7秒、0-200km/hは実に1秒も速い8.9秒をマーク。最高速は330km/hを実現するという。

ベースとなったのは現行型「911カレラ」のパワーユニットだが、各部がターボS専用に作り替えられている。特に給気冷却システムは完全に設計し直されており、全体の断面積が大きく、かつ空気抵抗の小さな4つのエアインテークを備えることでエンジン効率の向上に寄与しているという。

過給機については、可変タービンジオメトリーを用いた2つの大型ターボチャージャーを対称レイアウトで配置。逆方向に回転するコンプレッサーホイールとタービンホイールの直径は、前者が61mmに、後者が55mmに拡大されており、また排気圧を制御するウェイストゲートのフラップは、ステッピングモーターによって電気的に制御される仕組みとなっている。このほかにも、燃料噴射装置には、より細やかな噴射制御が可能なピエゾインジェクターを採用。スロットルレスポンスや出力・トルク特性、エミッション性能などの改善を図っている。

また、向上した駆動トルクを無駄なく路面に伝えるよう、4WDシステムについては最大で500N・mのトルクを前輪に伝えるよう改良。オプションで、より迅速かつ精密にダンパーを制御するよう改良された「ポルシェ アクティブサスペンションマネジメント(PASM)」や、調節可能なフラップを備えたスポーツエキゾーストシステムも用意している。

他のグレードとは一線を画すルックスも魅力

動力性能の向上に対応すべくボディーも大型化しており、車幅はフロントアクスル上部で1840mm(+45mm)、リアアクスル上部で1900mm(+20mm)に拡大。これは前軸で42mm、後軸で10mm拡大したトレッド幅や、前:255/35R20、後ろ:315/30R21サイズのタイヤへの対応、およびエアロダイナミクスの改善を考慮したもので、俊敏性とスポーツ性が向上しているという。

空力性能の向上も図っており、可動式の空力パーツからなる「アダプティブエアロダイナミクス」には、フロントに制御式クーリングエアフラップを採用。再設計された空気圧展開式フロントスポイラーとリアウイングにより、ダウンフォースは15%強化されているという。

視覚的な差異化も顕著で、特にフロントマスクには、よりワイドなエアインテークやデュアルフロントライトモジュール、ダークインサート付きLEDマトリクスヘッドライトなどを採用。ウイングが目を引くリアセクションでは、ハイグロスブラックの角型テールパイプも特徴となっている。

一方、内装にはフルレザーインテリアやライトシルバーのアクセントを組み合わせたカーボントリムなどを標準で採用。18wayの調整機構付きスポーツシートには「911ターボ(タイプ930)」に敬意を表するステッチが施されているという。さらに、GTスポーツステアリングホイールや、新しい「ポルシェトラックプレシジョンアプリ」を統合した「スポーツクロノパッケージ」「BOSEサラウンドサウンドシステム」なども用意。メータパネルのグラフィックも専用のものとなっている。

(webCG)

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