ホンダの新型バイク「CT125ハンターカブ」正式デビュー

2020.03.23 自動車ニュース webCG 編集部
ホンダCT125ハンターカブ
ホンダCT125ハンターカブ拡大

本田技研工業は2020年3月20日、新型の原付二種バイク(第二種原動機付自転車)「CT125ハンターカブ」を同年6月26日に発売すると発表した。

 
ホンダの新型バイク「CT125ハンターカブ」正式デビューの画像拡大
 
ホンダの新型バイク「CT125ハンターカブ」正式デビューの画像拡大
 
ホンダの新型バイク「CT125ハンターカブ」正式デビューの画像拡大
 
ホンダの新型バイク「CT125ハンターカブ」正式デビューの画像拡大
 
ホンダの新型バイク「CT125ハンターカブ」正式デビューの画像拡大

不整地でも強いカブ

2019年秋の東京モーターショーにコンセプトモデルが出展されて注目を集めたCT125ハンターカブが、正式に発売される。これはホンダの「スーパーカブ」シリーズの一翼を担うモデルで、普段使いできる気軽さに加え、郊外へのツーリングやキャンプなどさまざまなアウトドアレジャーへの移動手段としても使える機能性が大きな特徴となっている。

「機能的でタフなイメージと現代の生活スタイルとの調和を図りデザインした」という車体のサイズは、全長×全幅×全高=1960×805×1085mmで、ホイールベースは1255mm。シートの高さは800mmで、車重は120kgとなっている。

車体の基本構造は「スーパーカブC125」がベースだが、幅広い走行状況を想定し、出力特性やフレーム剛性のバランスなどを最適化。不整地でのトレッキング性能をより高める装備として、ストローク量110mmのフロントフォークやアップタイプのマフラー、アンダーガードなどが装着されている。最低地上高は、スーパーカブC125の125mmよりも40mm高い165mmを確保。前後にディスクブレーキを採用し、フロントのみに作動する1チャンネルABSも備わる。

パワーユニットは、最高出力8.8PS(スーパーカブC125は9.7PS)、最大トルク11.0N・m(同10.0N・m)を発生するOHCの空冷124cc単気筒4ストロークエンジンを採用。市街地での頻繁な発進・停止や、ツーリングやトレッキングにおけるゆったりとした巡航などに対応すべく低中速域での力強さを重視した出力特性とされている。燃費は1人乗車時のWMTCモード値で67.2km/リッター(同66.1km/リッター)と公表される。

価格は44万円で、国内の年間販売予定台数は8000台。車体色はグローイングレッドとマットフレスコブラウンの2色が選べる。

(webCG)

関連キーワード:
CT125ハンターカブ, ホンダ, バイク, 自動車ニュース