「ロータス・エヴォーラGT410」の受注開始 運動性能と快適性を両立する新グレード

2020.04.22 自動車ニュース webCG 編集部
ロータス・エヴォーラGT410
ロータス・エヴォーラGT410拡大

ロータスの正規輸入元であるエルシーアイは2020年4月22日、ミドシップスポーツカー「エヴォーラ」シリーズの新モデル「エヴォーラGT410」の受注を開始した。

 
「ロータス・エヴォーラGT410」の受注開始 運動性能と快適性を両立する新グレードの画像拡大
 
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装備を強化すべく仕様変更も実施

ロータス・エヴォーラGT410は、空力性能の向上や車体の軽量化などが図られたエヴォーラシリーズの改良モデルである。2018年3月にまず「GT410スポーツ」が発売されたが、同車がシャシー性能をスポーツ方向に特化させたモデルであるのに対し、今回のGT410は高い運動性能はそのままに、快適性にも配慮したモデルとなっている。

具体的には、足まわりにツーリングサスペンションを採用したほか、タイヤも「ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2」から「パイロットスポーツ4 S」に変更。外装についてはフロントアクセスパネルやルーフをGFRP製とするとともに、リアウィンドウがなくルーバーのみが備わっていたカーボン製のテールゲートも、ガラス付きのGFRP製に変更した。

また、GT410の導入に伴い、GT410スポーツの仕様も変更。これまでカーボン製が標準だったルーフがGFRP製となったほか、シートもスパルコ製のリクライニング対応スポーツシートに変更(以前はカーボンスポーツシートが標準)。ケンウッド製のナビゲーションシステムや光ビーコン対応ETC2.0車載器、防音仕様などが標準装備・標準採用となった。また、これまでリチウムイオン式だったバッテリーをウエットバッテリーに変更。これらの装備はGT410にも採用されている。

内外装のコーディネートについても幅を広げており、ボディーカラーは6色を廃止しつつ14色を新設定。これまでイエローとレッドのみだったインテリアカラーパックには、メタリックブラック、アークティックシルバー、グロスレッド、ソリッドイエロー、メタリックオレンジ、メタリックホワイト、ソリッドレッド、そしてボディー同色仕様をオプションで追加した。

さらに細かいところでは、これまでイエローのみだったAPレーシング4ポットキャリパーの無償選択色にブラックとレッドを追加。人気のオプションをまとめて分かりやすくした「ツーリングパック」「スポーツパック」も用意している。

価格はGT410が1397万円、GT410スポーツが1496万円。

なお、エヴォーラで実施されたエクステリアカラーの変更とツーリングパック、スポーツパックの追加は、「エリーゼ スポーツ220」「エキシージ スポーツ350」「エキシージ スポーツ410」の全モデルにも適応。標準仕様やオプションも一部変更となる。 

さらに、エキシージ スポーツ410については価格を1424万5000円から1358万5000円に値下げ。エキシージ スポーツ350にあったパドルシフト付き6段ATの設定は削除され、全ラインナップの中でATが選択できるのは、エヴォーラGT410とエヴォーラGT410スポーツのみとなった。

(webCG)

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