ジャガー・ランドローバーが新型「ランドローバー・ディフェンダー110」の市販モデルを国内初公開

2020.06.18 自動車ニュース
ランドローバー・ディフェンダー110 SE エクスプローラーパック装着車
ランドローバー・ディフェンダー110 SE エクスプローラーパック装着車拡大

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2020年6月17日、新型「ランドローバー・ディフェンダー110」の国内向け市販モデルを初公開した。

シンプルで機能的なインストゥルメントパネルは、力強いイメージも併せ持つ。
シンプルで機能的なインストゥルメントパネルは、力強いイメージも併せ持つ。拡大
前席まわりでは、センターコンソールのない、左右ウオークスルーが可能な仕様も選択可能だ。
前席まわりでは、センターコンソールのない、左右ウオークスルーが可能な仕様も選択可能だ。拡大
ボディー同色のドアインナーパネルに“ねじ止め”されたドアトリム。あえて道具感を強調した意匠となっている。
ボディー同色のドアインナーパネルに“ねじ止め”されたドアトリム。あえて道具感を強調した意匠となっている。拡大
ラゲッジスペースはスクエアで使いやすい形状。側壁にはアクセサリーコンセントが備わる。
ラゲッジスペースはスクエアで使いやすい形状。側壁にはアクセサリーコンセントが備わる。拡大
パワートレインは、2リッター直4ガソリンターボエンジンと8段ATの組み合わせだ。
パワートレインは、2リッター直4ガソリンターボエンジンと8段ATの組み合わせだ。拡大
足まわりは4輪独立懸架。「110」にはエアサスペンションが標準装備される。
足まわりは4輪独立懸架。「110」にはエアサスペンションが標準装備される。拡大
新開発のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」。
新開発のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」。拡大
ディフェンダー110 アドベンチャーパック装着車
ディフェンダー110 アドベンチャーパック装着車拡大
新たにランドローバーのブランドアンバサダーに就任した、ラグビープレーヤーの稲垣啓太選手。
新たにランドローバーのブランドアンバサダーに就任した、ラグビープレーヤーの稲垣啓太選手。拡大
マリンレジャーも好きな田村 優選手は、アドベンチャーパックに備わるシャワーでサーフボードを洗うデモを披露。
マリンレジャーも好きな田村 優選手は、アドベンチャーパックに備わるシャワーでサーフボードを洗うデモを披露。拡大
田村 優選手の製作したレゴブロックの「ディフェンダー90」。緻密なつくりで、サスペンションなども可動する。
田村 優選手の製作したレゴブロックの「ディフェンダー90」。緻密なつくりで、サスペンションなども可動する。拡大
左から、ラグビープレーヤーの田村 優選手、プロゴルファーの原英莉花選手、ジャガー・ランドローバー・ジャパンのマグナス・ハンソンCEO、ラグビープレーヤーの稲垣啓太選手。
左から、ラグビープレーヤーの田村 優選手、プロゴルファーの原英莉花選手、ジャガー・ランドローバー・ジャパンのマグナス・ハンソンCEO、ラグビープレーヤーの稲垣啓太選手。拡大

3ドアの「90」に続き、5ドアの「110」も披露

ディフェンダーは1948年登場の「シリーズI」を起源とする、ランドローバー伝統のクロスカントリーモデルであり、新型は2019年9月のフランクフルトモーターショーで世界初公開された。

日本では、同年11月に3ドアの「90」がお披露目され、導入記念モデルの「ローンチエディション」「スタートアップエディション」の先行予約を開始。2020年4月には通常モデルの販売も始まったが、5ドアの110および日本仕様のインテリアについては、今回の発表会が初公開となった。

車両の概要については既報の通りで、車両構造を従来モデルのボディーオンフレーム式から、新開発の「D7x」プラットフォームを用いたアルミモノコックに変更。「ランドローバー史上最も丈夫で、競合他車に比べ10倍のリジリティーを確保している」(ジャガー・ランドローバー・ジャパン関係者)という。また足まわりも前後リジッドアクスルから4輪独立懸架に刷新しており、フロントにダブルウイッシュボーン式、リアにマルチリンク式のサスペンションを採用。状況に応じて標準車高、-40mm、+75mm、+145mmと、4段階に車高を調整できる電子制御エアサスペンションは、日本では5ドアの110に標準装備される。

駆動システムは全車フルタイム4WDで、ドライブモードを選択可能な「テレインレスポンス2」には「オンロード」「エコ」「草/砂利/雪」「泥/わだち」「砂地」の5種類のモードを用意。さらにエアサスペンション装着車には「岩場」と「渡河走行」の2つのモードが追加される。また走行モードの設定をドライバーがカスタマイズできる「コンフィギュラブル・テレイン・レスポンス」が、ランドローバー車として初採用されている。

もちろん、車両の設計自体もオフロード向けに最適化されたものとなっており、アプローチアングルは38°、デパーチャーアングルは40°、ランプブレークオーバーアングルは110で28°、90で31°を確保。最大渡河深度は900mmと公称されている。

パワートレインは最高出力300PS、最大トルク400N・mを発生する2リッター直4ガソリンターボエンジンと8段ATの組み合わせで、ドライブトレインには副変速機やロッキングセンターディファレンシャル、アクティブリアロッキングディファレンシャルなど、悪路走破性能を高める機構が採用される。なお、本国仕様などには6気筒やディーゼルなどのエンジン設定もあるが、それらの導入についてジャガー・ランドローバー・ジャパンは「本国と交渉中」とコメント。今後の導入に含みを持たせた。

走り以外の点にもトピックは多く、インフォテインメントシステムには新開発の「Pivi Pro」をジャガー・ランドローバーとして初採用。ナビゲーションシステムはもちろん、Apple CarPlayやAndroid Autoなどといった携帯端末との連携機能も搭載しており、また音楽ストリーミングサービスのSpotifyやDeezer、スケジュール管理などに重宝するマイクロソフトオフィスやGoogleカレンダーなどにも対応している。さらに「Software-Over-The-Air(SOTA)」によるアップデートで、ソフトウエアをいつでも最新の状態に更新できるという。

価格は499万円から843万3000円(キュレーテッドスペック含む)。納車時期については2019年11月時点のアナウンスから変更はなく、2020年秋以降としている。

会場には新ブランドアンバサダーの稲垣啓太選手も

今回のディフェンダー110の発表会は、新型コロナウイルス感染症の予防に配慮し、動画配信サイトを介してのオンライン形式で実施。イベントにはマグナス・ハンソンCEOをはじめとするジャガー・ランドローバー・ジャパンの関係者らに加え、ランドローバーのブランドアンバサダーを務めるラグビープレーヤーの田村 優選手や、プロゴルファーの原英莉花選手、そして今回新たにアンバサダー就任が発表された、ラグビープレーヤーの稲垣啓太選手も参加して行われた。

トークセッションでは新型ディフェンダーの印象を問われ、原選手が「迫力があるのだけど、細かく見ていくとすごくおしゃれ。顔が丸くなっていてかわいい」と、そのエクステリアデザインを称賛。一方、新アンバサダー発表の際に展示車の中から登場した稲垣選手は、「中がコックピットみたいで格好(かっこ)いい。モニターもすごく大きいし、昔からあるシリーズだと聞いているが、伝統に新しい技術が追加されているのが素晴らしい」と、インテリアの感想を述べた。

また田村選手は、政府の緊急事態宣言に伴う自粛期間中、ジャガー・ランドローバー・ジャパンから贈られた新型ディフェンダーのレゴブロックを製作して過ごしたとのこと。会場に飾られた自身の作について、「時間かかりましたね、集中力が足りなくて。結構大変でした」と語った。

さらに「新型ディフェンダーでどこに行きたいか」という質問については、田村選手と原選手が「海」と回答したのに対し、稲垣選手はコロナ禍でなかなか外出できない世相も鑑み、「クルマが好きなので、まずはクルマに楽しんで乗りたい。先輩を乗せてコーヒーを飲みに行きたい」と述べた。

(文=webCG/写真=webCG、ジャガー・ランドローバー・ジャパン)

◆関連ニュース:ランドローバーの新たなブランドアンバサダーにラグビーの稲垣啓太選手が就任

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