キャビンに陣取るテレビ台

ドアを開けると、まずはダッシュボードを横断するディスプレイ群が目に入る。左右にサイドカメラミラーのモニターがあり、それに挟まれるようにメーターパネル、ドライバーのインフォテインメント用、パッセンジャーのインフォテインメント用の画面が並んでいる。どれも自分が持っている3年前に買ったスマートフォンと同じくらいの精細感がある。ダッシュボードはこれらを上段とした2段構えになっていて、木目調デザインの下段は少し張り出している。リビングをイメージしているので、ディスプレイ群がテレビで木目調の部分はテレビ台という造形になっているそうだ。テレビに見立てられているだけあって実際のテレビ映像も見られる。

シートの仕上がりはとてもいい。ザラザラとした風合いの布地は上質感にあふれており、これを眺めているだけでも満足感を得られる。座ってみれば見た目よりもずっとファームな感触で、ウレタンの厚みを感じられる。圧をかけたところだけがじんわりと沈み込む低反発素材みたいだ。シートベルトがブラウンというのも気が利いている。

リアシートは座面も背もたれもフラットで、聞けばソファをイメージしたという。こちらは前席よりもかなり柔らかく、ビーズクッションのようにフワフワだ。膝まわりの空間などは申し分ないものの、長時間の乗車はつらいかもしれない。ホンダもシティーコミューターとうたっているので、後席は割り切りの対象というところだろう。窓も半分くらいしか開かない。

全部で5枚のディスプレイが並ぶダッシュボード。どれも映り込みが少なく視認性は良好。
全部で5枚のディスプレイが並ぶダッシュボード。どれも映り込みが少なく視認性は良好。拡大
淡いグレーのシート表皮と木目調パーツとのコーディネートがおしゃれだ。シートベルトの茶色も木目調の部分とトーンが合わせられている。
淡いグレーのシート表皮と木目調パーツとのコーディネートがおしゃれだ。シートベルトの茶色も木目調の部分とトーンが合わせられている。拡大
リアシートは2人掛け。座面はとても柔らかく、座るとかなり沈み込む。
リアシートは2人掛け。座面はとても柔らかく、座るとかなり沈み込む。拡大
ホンダ の中古車
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