FCAジャパンが2020年の販売実績を発表 ジープブランドがさらに伸長

2021.01.14 自動車ニュース
FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長。
FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長。拡大

FCAジャパンは2021年1月14日、オンライン記者発表会を実施し、2020年を振り返るとともに、2021年の見通しについて説明した。

新型フィアット500(手前)
新型フィアット500(手前)拡大
ジープ・グラディエーター
ジープ・グラディエーター拡大
アルファ・ロメオ・ジュリアGTA
アルファ・ロメオ・ジュリアGTA拡大

2020年のFCAジャパンはジープとフィアット、アバルト、アルファ・ロメオの全ブランドを合計した販売台数が2万4185台に到達。新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けつつも、前年比で-2%に踏みとどまった。特に好調だった第4四半期には前年同期比で44%増となる7369台を販売し、第4四半期としてだけでなく四半期としても過去最高の成績を記録。10月には輸入車市場でのシェアがFCAジャパン設立以来最高の10.7%に達し、通期のシェア9.3%も過去最高だったという。

業績を支えたのはジープだ。「ラングラー」の販売台数は前年比18%増、2019年実績に884台上乗せして5757台を売り上げた。FCAジャパン初の電動化モデルとして「4xe」を投入した「レネゲード」も過去最高の販売台数を記録。2020年のジープは過去最高の月販台数を6回記録している。

イタリアンブランドではアバルトが6月、7月、10月、12月にそれぞれ月販台数の過去最高を更新。フィアットでは「500/500C」が堅調で、国内導入13年目でも陰りはなく11年連続で年間販売台数4000台を達成したほか、「500X」も新グレード「スポーツ」の追加が奏功し、前年比30%増のセールスを記録した。「市場動向にならう形で推移した」というアルファ・ロメオだが、「ジュリア」と「ステルヴィオ」に設定した新グレード「スプリント」は好評を得ており、ショールームへの集客は上々。導入9年目の「ジュリエッタ」も販売台数が前年を上回ったという。

2021年度のニューモデルについては、100%電気自動車となった新型「フィアット500」と、3列シートSUVとなった新型「ジープ・グランドチェロキー」を下半期に導入。ジープではラングラーをベースとしたピックアップトラック「グラディエーター」も年内に上陸予定であり、ラインナップなどの詳細は数カ月後にアナウンスできるとのこと。アルファ・ロメオではジュリアのハイパフォーマンスバージョン「GTA/GTAm」のほか、「4C」のスペシャルモデルを年内に導入。新型SUVの「トナーレ」は2022年の発売を見込んでいるという。

FCAジャパンのポンタス・ヘグストロム社長は「新型コロナウイルスという前例のない困難に直面した一年にあってもなお、FCAジャパンが成長を続けたことを誇りに思う。私たちの好調の要因は3つある。1つ目が、供給に制約がありながらも、工場、輸送から新車整備の現場まで一致協力して、製品を提供し続けたこと。2つ目がデジタルに軸足を置いたマーケティングで、スキップローンなど魅力的な施策とともに製品を訴求し、新規客をうまく取り込めたこと。そして最後が新CIによる改装を施した販売ネットワークである。ディーラーの方々はコロナ渦でも投資をやめることなく、お客さまのブランド体験向上の取り組みを続けてくれた。つまり、2020年の好業績は私たちが従来から続けてきたさまざまな努力の結果であり、第4四半期の前年比44%増という勢いが今年のスタートダッシュにつながることを期待する」とコメントした。

(webCG)

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