ロータス・エリーゼ スポーツ220(前編)

2021.03.18 谷口信輝の新車試乗 ピュアスポーツカーとして世界のクルマ好きに愛されてきた「ロータス・エリーゼ」。その最終モデルに試乗したレーシングドライバー谷口信輝は、ほかのクルマでは得難いドライビングプレジャーがあると語った。

10年前とはだいぶ違う

今回、谷口信輝にステアリングを預けたのは、「小型・軽量・シンプル」というロータスの神髄を極めたライトウェイトスポーツカーのエリーゼ。ところで、このエリーゼに関する大ニュースが飛び込んできたことを、皆さんはご存じだろうか。

2021年1月に新シリーズのスポーツカー「タイプ131」に関する発表を行ったロータスは、続いて「エリーゼ」「エキシージ」「エヴォーラ」の生産を同年限りで終了することを決定。これに慌てたのが全世界のロータスファンで、残りわずかとなったエリーゼへの注文が殺到したばかりか、その余波を受けて中古車の相場まで上がり始める事態になっているらしい。

いわば貴重な存在となりつつあるエリーゼだが、ここで取り上げたのはシリーズ中、最もスタンダードな仕様の「スポーツ220」と呼ばれるモデル。キャビン後方にミドシップされた1.8リッター直列4気筒のスーパーチャージドエンジンは最高出力220PS/6800rpmと最大トルク250N・m/4600rpmを生み出し、924kgの超軽量ボディーと相まって0-100km/h加速4.6秒、最高速233km/hをマークする。ライトウェイトスポーツカーの代表作だ。

ところで、日ごろ「過去を振り返らない男」を豪語(?)している谷口は、これまでステアリングを握ったクルマについて多くを語らない主義を貫いてきたが、エリーゼだけは例外らしく、試乗直後にこんなエピソードを私たちに聞かせてくれたのである。
「実はね、ワンメイクレースのロータスカップに、僕も出ていたことがあったんですよ。シリーズが日本で開催されるようになった2007年とか2008年のことですが、そのころに比べるとシャシーの剛性感がずいぶん上がったように思います。当時はフロントとリアがねじれるみたいな気持ち悪い感じがあったけれど、このクルマにはそれがなくて、だいぶ一体感が味わえるようになりましたね」

 
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