TOM'SレクサスLC500コンバーチブル(後編)

2021.09.23 谷口信輝の新車試乗 TOM'S(トムス)のコンプリートカー「TOM'SレクサスLC500コンバーチブル」で注目すべきは、その個性的なボディーワーク。走りのみならず見た目にもこだわる谷口信輝は、どんなところが気になった?

もっと攻めてもいい

名門レーシングチームのTOM'Sが手がけたレクサスLC500コンバーチブルについて「オーバーフェンダーをつけたワイドボディーがかっこいいし、車高を落とした影響を考えれば乗り心地もハンドリングも悪くない」と評価した谷口信輝。その完成度については「90点もしくは95点」とまで褒めちぎったが、そこまでよくできているからこそ、逆に言いたくなる部分も出てくるという。そこで、このクルマのどこが気になったのか尋ねてみたところ、谷口は「あくまでも僕の個人的な好みですよ」と前置きしたうえで、次のように語り始めたのである。
「21インチのタイヤサイズはいいと思うんですよ。でも、どうしてこのホイールサイズにしちゃったんだろう。このホイール、フロントは8.5Jでリアは9.5Jですよね。でも、リアタイヤは275でしょ? 僕がこれに合わせるなら、最低でも10J、できれば11Jが欲しいですね」

なぜ、谷口はタイヤサイズだけでなくホイールのリムサイズにもこだわるのだろうか?
「せっかくタイヤがワイドでも、ホイールのリム幅が狭いとサイドウォールが弧を描くような格好になります。逆に、タイヤサイズに対して十分ワイドなリムを選んであげると、サイドウォールが垂直に立ち上がる形になってかっこいい。というか、僕はそのほうが好きなんですね」

ただし、あまり幅広のタイヤやホイールを装着してボディーからはみ出してしまうと、例えば道路交通法違反になったり、車検に通らなくなってしまったりするのではないか?
「これはあくまでも僕の理解ですけれど、いまはタイヤのリムガードであればボディーから1cmはみ出しても許してもらえるようです。だから、このLCももうちょっとだけ攻められたはず。そこが、僕的にはちょっと惜しいです」

ちなみにTOM'SレクサスLC500コンバーチブルが装着していたタイヤ(フロント:245/40R21/リア:275/35R21)とホイール(同8.5J×21/同9.5J×21)はレクサスのディーラーオプションとして設定されているもののと同じサイズ。前編でもお知らせしたとおり、おそらくこれがレクサスディーラーで取り扱える最大のサイズだったのだろう。谷口の言いたいこともわかるが、そういった事情を考慮する必要もありそうだ。

 
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