スバルWRX S4 STI Sport R EX(後編)

2022.07.31 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「スバルWRX S4」に試乗。新型は名機「EJ20」に代えて、新たに2.4リッター直噴ターボの「FA24」型エンジンを搭載している。後編ではそのフィーリングやトランスミッションの仕上がりについて余すところなく語ってもらおう。

自然なフィールのCVT

SUPER GTのGT300クラスで、7年間にわたりスバルブランドのマシンで戦った経験を持つ山野哲也。前回に続き、新型WRX S4について語ってもらおう。テスト車のグレードは、最上級の「STI Sport R EX」である。

新しいS4に搭載されるエンジンは、2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボ。アウトプットは「レヴォーグSTI Sport R」と共通で、275PSの最高出力は5600rpmで、375N・mの最大トルクは2000-4800rpmにわたって発生する。

山野:新しい2.4リッターターボは、爆発的に速くはありませんね。スペックどおり、低回転域からのフラットトルクが特徴です。

webCG:WRXの名から想像するよりも、おとなしい印象を受けました。

山野:そうですね。レブリミットは6000rpmですが、実際にはもっと回りそうなポテンシャルを感じます。燃費に配慮したのか、エンジン回転数があまり上がらないうちから早め早めにシフトアップしていく傾向があります。

カタログ燃費は12.7km/リッター(JC08モード)と10.8km/リッター(WLTCモード)と記載される2.4リッターフラット4。電気モーターと組み合わされない“ピュア”な「FA24」型ボクサーエンジンを堪能できるのは「今の世代が最後」ともウワサされる。

 
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