BMW i4 eDrive40 Mスポーツ(後編)
2023.02.12 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「BMW i4」に試乗。前編では電気自動車(BEV)ならではの音の演出を絶賛したわけだが、肝心の走りはどうか。モーターパワーとハンドリングのフィーリングについて聞いてみた。実際よりもパワフルに感じる
レーシングドライバー山野哲也がテストしているのは、内燃機関を持たないBMWのBEV、i4。前後にモーターを積んだ4WD版「M50」(1081万円)もカタログに載るが、今回取り上げたのは、シングルモーターの後輪駆動モデル「eDrive40 Mスポーツ」(791万円)である。早速感想を聞いてみよう。
山野:欲を言うと、減速時に電気を回収する回生機能の強度を段階的に変えられるようにしてほしい。通常の「D」モードに加え、回生を強めた「B」モードが用意されますが、個人的にはちょっと減速が強すぎる。駐車場で徐行していてアクセルペダルから足を離すと、すぐに止まってしまうほどです。
webCG:BMW i4は走りがスポーティーなだけに、できれば回生システムの強度で減速Gを変えられるパドル装置が欲しいですね。
山野:そうなんです。走行中に、思わずステアリングホイールの奥で手をパタパタして、パドルを探してしまいました!
BMW i4 eDrive40がリアに搭載する電気モーターのアウトプットは、最高出力が340PS/8000rpm、最大トルクが430N・m/0-5000rpm。押し出されるボディーのウェイトは2080kgだ。
レーシングドライバーは、どんなクルマに乗っても「モアパワー!」を望むそうだが、i4をドライブした山野哲也はどうなのだろう?
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