新型「フォレスター」は間に合う? 2024年に発売する国産ビッグネームを予測する
2024.01.10 デイリーコラム頑張れ日産!
というわけで、明けました2024年。すっかり正月気分も抜けたところでクルマ好きとして気になるのはやっぱりアレ。「今年はどんな新型車がデビューするの?」に他なりませんよね。
というわけで、今年デビューが予測される新型車をまとめてみました。ただ、あくまで(一部デビューが予告されている車種を除けば)予測なので当たるも八卦(はっけ)当たらぬも八卦ですけど。
まずはトヨタ。
すでに姿が公開され、正式発売待ちとなっているのが「クラウン エステート」と「ランドクルーザー“250”」だ。いずれも春くらいに登場しそう。値段はいかほど?
追加モデルとしては、予告されている「アルファード」と「ヴェルファイア」のプラグインハイブリッド車(PHEV)は、2023年秋のジャパンモビリティショーに展示されていた2列シートの豪華モデル(展示車両はPHEVだった!)と合わせて夏前くらいには正式発表されそうな予感。ただし、こちらもオーダーが集中してあっという間に受注停止になりそうですが……。
順調にいけば、隠れ人気モデルの「ルーミー」もフルモデルチェンジの予定……だったはずだけど、いろんな事情で先送り……か?
次は日産!
えーと日産は……えーと、えーと。2024年に登場する新車のうわさはまったく聞こえてきませんね。きっとこれはガードが堅いから話が漏れてこないだけであって、実際には“まさかのニューモデル”が控えている……と期待したいところ。日産の皆さんよろしくお願いします!
もしかして新型「エルグランド」とか出るのでしょうか……ね?
つくりたくてもつくれない「CX-80」
ホンダで分かっているのは、新型「アコード」が2月ごろに正式発表されることと、その後には「N-VAN」の電気自動車(EV)モデルが控えているということ。そして夏ぐらいには新型「CR-V」の燃料電池車も投入されそうな雰囲気だ。
“夏くらい”に新型「フリード」が姿を現すかもしれないといううわさもあるけれど、果たして? フリードはホンダのなかでも堅実に売れているモデルなので、デビューした暁には大きな話題になりそうですね。
大きな話題といえば、マツダ車でスタンバイしている「CX-80」。「CX-60」の“ロングホイールベース3列仕様”というか実質的な「CX-8」の後継車で、もちろんエンジン縦置きの後輪駆動プラットフォームだ。このクルマに関しては当初「2023年中に登場するのでは?」という予測もあったけれど、デビューのタイミングが延期されているもようです。
その理由はCX-60で指摘されたウイークポイントを改善している……というだけでなく、もっと直接的なのはアメリカで販売している「CX-90」が想定以上に売れている影響。CX-90は日本から輸出しているのですが、想定を超える人気のおかげでラージ系モデルの生産ラインがフル稼働。そのあおりを受けてCX-80をつくる余裕がないとのことでデビューがズルズル先送りされているのです。そこでマツダは現在ラージ系モデルを製造している防府工場に加え、宇品工場にもラージ系のラインを設置する予定で、その生産ラインが出来次第CX-80も発表されそうな様子。タイミングは、夏くらいでしょうか?
「フォレスター」にストロングハイブリッド?
三菱自動車でデビュー直前なのがピックアップトラックの「トライトン」。タイからの輸入車で、すでにグレードや価格も公表されてカウントダウン状態。正式発表は2月の予定だ。えっ、値段がちょっと高い? まあそういうこともありますよ。でもマッチョな雰囲気は魅力ですよね。
魅力といえば、2023年11月に北米で公開された魅力的なモデルが「スバル・フォレスター」の新型。ただ、北米でも発売はもう少し先の予定で、日本導入も2024年の秋から冬にかけてくらいか? ストロングハイブリッドが載るとか載らないとかの情報もあり、それも含めて楽しみな一台であることは間違いないですね。
ところで、いろいろあって不透明なのがダイハツのニューモデル。本来なら2023年夏ごろに発表されていたはずなのに先送りされている「ムーヴ」に加え、今年夏ごろには「トール」もフルモデルチェンジのうわさが……。これは状況を見守るしかないですね。
同じ理由から、ダイハツとスズキとトヨタが手を結んだプロジェクトの軽EVモデルも気になるところ。スズキ版は2023年のジャパンモビリティショーでも公開され、本来なら春に正式発表とアナウンスされていましたが……車体がダイハツ製ということもあってなんとも不透明な状況です。こちらも見守りましょう。
こうして思いつくままに書いてみてふと思うのは、「2024年に登場するバリバリの新型車って意外に少ないのでは?」ってこと。もっとたくさん出してくれないとクルマ好きとしてはさみしい。そして独り言ですが、自動車メディアが困っちゃう……涙。
ここからは妄想です
でもね、個人的にはひそかに期待しているんですよ。実はサプライズの大物があるんじゃないか……って。
例えば日産から販売価格350万円くらいで「シルビア」が復活するとか。車体は「フェアレディZ」や「スカイライン」に使っているプラットフォームをできる限り小さくして、エンジンは……「ルノー・メガーヌR.S.」とか「アルピーヌA110」に積む1.8リッターターボなんてどうでしょうかね?
「そんなこと言ったって、そのエンジンは横置きだし……」なんてやぼなことを言うのはやめてくださいね。どうせ妄想ですから。妄想ついでに、いっそのことA110の兄弟車としてミドシップで出してもいいですよ……と取りあえず言っておきましょう。
あとは、「ホンダ・フィット タイプR」なんてどうでしょうね。エンジンはカッキーンと9000回転くらい回る自然吸気で……というのはさすがに無理でしょうから、「シビック」に積む1.5リッターのVTECターボで高回転をキレッキレにチューンして210PSくらいだと楽しそうな気がするのですか。250万円くらいだったらクルマ好きは狂喜乱舞しそうです。トランスミッションはもちろん6段マニュアルで!
それにしても、妄想を始めるとなんでスポーツカーのネタばっかりになっちゃうんでしょうかね。やっぱり好きだからしょうがないか。というわけで2024年も筆者は相変わらずスポーツカー好きのクルマバカが続きそうです。
(文=工藤貴宏/写真=トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業、マツダ、三菱自動車、ダイハツ工業/編集=藤沢 勝)

工藤 貴宏
物心ついた頃からクルマ好きとなり、小学生の頃には自動車雑誌を読み始め、大学在学中に自動車雑誌編集部でアルバイトを開始。その後、バイト先の編集部に就職したのち編集プロダクションを経て、気が付けばフリーランスの自動車ライターに。別の言い方をすればプロのクルマ好きってとこでしょうか。現在の所有車両は「スズキ・ソリオ」「マツダCX-60」、そして「ホンダS660」。実用車からスポーツカーまで幅広く大好きです。
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