アウディがフラッグシップSUV「Q7」と「SQ7」の前後デザインを刷新
2024.02.02 自動車ニュース![]() |
独アウディは2024年1月30日(現地時間)、大型SUV「Q7」の改良モデルを発表した。
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今回行われたアウディQ7のアップデートは、2019年の改良に続くもので、新デザインのフロントセクションとリアセクションの採用によってSUVとしてのキャラクターが強調されている。
同車に初めて採用されたレーザーハイビーム付き「HDマトリクスLEDヘッドライト」には、ライトシグネチャーを変更できるデジタルデイタイムランニングランプを装備。デジタルOLED(有機EL)リアライトは、4種類のライトデザインが選択できるようになっている。
ベースモデルと「Sライン エクステリアパッケージ」装着モデルを一目で区別できるようベースモデルのフロントバンパーやドアトリム、ディフューザーの一部にはコントラストカラーが採用されている。
新デザインのホイールや新色が設定されたボディーカラー、インテリアでは9種類の装飾インレイ、コントラストステッチが施されたシートなどにより、従来型以上のカスタマイズが行えるようになったという。ホイールサイズは20インチから22インチで、5種類の新しいデザインから選択することができる。
「Spotify」や「Amazon Music」など人気アプリの搭載や、車両周囲の状況を表示する機能がアップグレードされたドライバーアシスタンスシステムの採用も改良モデルの特徴である。
Q7のエンジンラインナップは、最高出力231PSと同286PSを発生する3リッターV6ディーゼルターボ、同340PSを発生する3リッター直噴V6ガソリンターボの3種類で、これらはすべて8段AT、フルタイム4WDシステム「クワトロ」、マイルドハイブリッド機構と組み合わされる。最大3.5tのけん引能力も有している。
また、最高出力507PSを発生する4リッターV8ガソリンターボを搭載するハイパフォーマンスモデル「SQ7」もラインナップ。SQ7のシングルフレームグリルには、アルミ調のL字型インレイが縦方向に配置される。ドアミラーハウジングやサイドエアインテークのエッジ部分、サイドスカートインレイがアルミ調になっているのも同モデルの特徴だ。
日本への導入時期や仕様、価格などは発表されていない。
(webCG)