BMWが新型「5シリーズ ツーリング」発売 電気自動車とディーゼル車をラインナップ

2024.02.08 自動車ニュース webCG 編集部
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BMW 5シリーズ ツーリング(写真はすべて「i5ツーリング eDrive40」の欧州仕様車)
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BMWジャパンは2024年2月7日、新型「BMW 5シリーズ ツーリング」の国内導入を発表。同日、販売を開始した。

 
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2023年7月の新型「5シリーズ(セダン)」発売に続き、そのワゴンバージョンたる5シリーズ ツーリングが上陸した。

同モデルにおいては、BMWのツーリングモデルとしては初となる電気自動車「i5ツーリング」や、48Vマイルドハイブリッドシステム採用のディーゼルモデルがラインナップされる点が、大きなトピックとなっている。

ラインナップと価格は以下のとおり。

【電気自動車】

  • BMW i5ツーリング eDrive40エクセレンス:1040万円
  • BMW i5ツーリング eDrive40 Mスポーツ:1040万円
  • BMW i5ツーリング M60 xDrive:1600万円

【ディーゼル車】

  • BMW 523dツーリング xDriveエクスクルーシブ:890万円
  • BMW 523dツーリング xDrive Mスポーツ:960万円

「スポーティーさに加え、エレガンスとセダンらしい格式のある存在感を強調する」とうたわれるボディーのサイズは、全長×全幅×全高=5060×1900×1515mm(i5ツーリング M60 xDriveのみ1505mm)でホイールベースが2995mm。前方に突き出たシャークノーズ&ロングボンネットが特徴で、鼻先のキドニーグリルは夜間走行時にライトアップされる。

ボディーサイドは、塊感のあるドアパネルやキャラクターラインでプレミアム感を強調。リアの低い位置にコンビネーションランプを配置することで、ワイド感とスポーティー感が演出されている。

一方インテリアは、機能性の高さと広さが自慢。スイッチ類は先代より大幅に削減されており、12.3インチのインフォメーションディスプレイと14.9インチのコントロールディスプレイで構成される「BMWカーブドディスプレイ」や、インストゥルメントパネル中央からドアトリムまで立体的なクリスタル面が貫く「BMWインタラクションバー」などが見どころとなっている。

荷室容量は5人乗車時で570リッターを確保。40:20:40の分割可倒式リアシートをアレンジすることで、最大1700リッターにまで拡大できる。

パワートレインは全3タイプ。「i5ツーリング eDrive40」は最高出力340PS、最大トルク400N・mのモーターを搭載し(スペックはすべて欧州仕様車のもの。以下同様)、後輪を駆動する。駆動用バッテリーの容量は83.9kWh。一充電走行距離は483km~560kmとされる。

その高性能版たる「i5ツーリング M60 xDrive」はフロントに最高出力261PSのモーターを、リアに同340PSのモーターを搭載。システム最高出力は601PS、システム最大トルクは795N・mと公表される。0-100km/h加速は、i5ツーリング eDrive40の6.1秒よりも2.1秒速い3.9秒。バッテリー容量は同じ83.9kWhで、一充電走行距離は445km~506kmとなっている。

ディーゼルの523dツーリング xDriveは4WD車で、パワーユニットは2リッター直4ディーゼルターボ。最高出力197PS、最大トルク400N・mを発生する。

シャシーの制御技術については、モデルバリエーションごとに最適化が図られており、優れたセンシングと制御を誇るホイールスリップテクノロジーや、統合ブレーキシステム、可変ステアリングレシオを備えたスポーツステアリングが全車に標準で備わる。

このうちi5は、4輪操舵を可能とするインテグレーテッドアクティブステアリングと電子制御ショックアブソーバーを備えたアダプティブサスペンションを標準装備。523dツーリング xDriveにはオプションとして用意される。

安全機能・運転支援システムの充実もセリングポイントのひとつで、「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」のほか、完全自動駐車が可能となる「パーキングアシストプロフェショナル」、全方向対応の「BMWドライブレコーダー」、車両がロック中に異常を検知した場合に登録されているスマートフォンに通知を行うアラームシステムなども備わる。

新型5シリーズ ツーリングのデリバリー開始は、2024年の第3四半期以降になる予定。

(webCG)

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