「メルセデス・ベンツGLCクーペ」のトップパフォーマンスモデル「AMG GLC63 S Eパフォーマンス クーペ」発売
2024.03.29 自動車ニュース 拡大 |
メルセデス・ベンツ日本は2024年3月29日、「メルセデス・ベンツGLCクーペ」のモデルラインナップに「メルセデスAMG GLC63 S Eパフォーマンス クーペ」を追加設定し、販売を開始した。
メルセデスAMG GLC63 S EパフォーマンスはメルセデスAMGのF1マシン譲りの高度な駆動システムを採用したという、メルセデス・ベンツGLCクーペのトップパフォーマンスモデル。
パワートレインは、電動ターボチャージャー搭載の2リッター4気筒エンジン（最高出力476PS、最大トルク545N・m）とリアアクスルを直接駆動する電気モーター、さらに容量6.1kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステム。システム最高出力680PS、システム最大トルク1020N・mを発生する。
リアモーターのアウトプットは定格出力109PS、ピーク出力204PS（最大10秒間）。電動シフト式の2段変速機および電子制御式LSDとともにコンパクトなユニットにまとめられており、リアアクスルのスリップ量が増えた場合には、プロペラシャフトを介して駆動力をフロントアクスルにも伝達し、4輪のトラクションバランスをキープする。
メルセデスAMG GLC63 S Eパフォーマンスの0-100km/h加速タイムは3.5秒、EV走行換算距離は16kmと公表されている。
エクステリアについては、ハイグロスクロームの縦ルーバーを備えたAMG専用フロントグリル、フロントスポイラーリップ、フロントフェンダー部の「TURBO E PERFORMANCE」エンブレム、21インチAMGアルミホイール、ボディー同色のAMGスポイラーリップなどが特徴。
インテリアにはドライブコントロールスイッチ付きのAMGパフォーマンスステアリングや、サーキットでのスポーツ走行時でも安定したドライビングポジションを維持できるというAMG専用のナッパレザースポーツシートを標準装備。さらに、ホールド性を高め電動調整機能を備えたAMGパフォーマンスシートがオプション設定される。
「オフロードモード」選択時に、メディアディスプレイにクルマのフロント部分下方の路面の映像（フロントタイヤとその操舵方向を含む）を仮想的に映し出す「トランスペアレントボンネット」や、車両前方の現実の景色をカーナビ画面の一部に映し出し直感的な案内を実現する「ARナビゲーション」といった機能も備わる。
価格は1811万円。ハンドル位置は右のみとなっている。
（webCG）
