MUGEN ZR-V(FF)/MUGEN VEZEL(FF)
熟練のスポーツモデル 2024.07.30 試乗記 ホンダ車のカスタマイズブランドとして知られる無限の最新純正アイテムを装着した、SUV「ZR-V」と「ヴェゼル」に試乗。半世紀に及ぶモータースポーツ活動によって育まれた“無限らしさ”とブランドのこだわり、そして標準モデルとの走りの違いを報告する。ルーツはモータースポーツにあり
正規販売店で手に入るホンダの純正カスタマイズパーツには、先日紹介したホンダアクセス(参照)のほかに、無限の製品もある。ホンダの新車発表時には、それにホンダアクセスの純正アクセサリーやカスタマイズパーツに加えて、無限のカスタマイズパーツも同時に発売されるのが長らく通例となっているのを、ご承知のファンも多いと思う。
無限はかつてのツーリングカーから現在のSUPER GTやスーパーフォーミュラまで、ホンダ系の最有力チームとして有名である。あるいは、無限と聞いて、ホンダが第2期F1活動から撤退した1992年以降、それを受け継ぐかたちで2000年までエンジン供給したF1活動を思い出す向きもあるかもしれない。
また、四輪ファンにはあまり知られていないが、無限は黎明(れいめい)期から二輪も手がけてきた。1976年には事実上のホンダワークスとしてモトクロスに参戦したほか、ホンダ用の二輪パーツも長らく手がけたり、ダートトラックマシンをつくったり、近年では独自の電動バイクを開発して、マン島TTレースで活躍した。
そんな無限はもともと、ホンダを創始した本田宗一郎氏の長男である本田博俊氏が、第1期F1活動の中心人物だった川本信彦氏(後に本田技研工業の社長もつとめた)らとともに1973年に創設した企業だ。最初の作品は「シビック」ベースのFJ1300用エンジンで、当時モータースポーツ活動から一歩引いていたホンダの姿勢に業を煮やした有志たちによる、課外活動的な事業がキッカケだった。
無限としての事業は、今はM-TEC(2003年創業)が手がけている。2024年現在、同社の事業はほぼすべてホンダ関連だそうだが、じつはM-TECとホンダの間に資本関係はない。50年超の無限の歴史をさかのぼっても、ホンダが無限に資本参加していたのは、1993年から1999年までの7年間のみだ。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
パフォーマンスダンパーの効能
こうした歴史をもつ無限ゆえ、同社のカスタマイズパーツはやはり、スポーツテイストを前面に押し出したものが多い。ホンダアクセスとの共同イベントとなった今回の取材会に、無限のイチオシとして持ち込まれたZR-Vも、いかにもレーシーな雰囲気を醸し出す。
今回のZR-Vに装着されていたパーツは、フロントやサイド、リアの「アンダースポイラー」、「テールゲートガーニッシュ」、「ガーニーフラップ」、各部のデカール、そして19インチアルミホイールといったエクステリア部品のほか、車体用「パフォーマンスダンパー」や「スポーツエキゾーストシステム」という機能部品である。
というわけで、無限のアイテムでフルコーディネートしたZR-Vに試乗したのだが、その走りはなんとも落ち着いていた。ZR-Vはノーマルでも引き締まり系の俊敏な走りが身上。それもあって、今回の235幅の45偏平タイヤが組まれた19インチホイール(標準サイズは225/55R18)を見て覚悟していたのだが、実際は、拍子抜けするくらいに穏やかで快適だった。
履かされていた「ブリヂストン・アレンザ001」タイヤのおかげもあるのかもしれないが、少しばかり突き上げやザラつきが目立つ瞬間がある以外は、総じてマイルドで丸い路面感覚だ。
足もとに見るかぎり、インチアップに加えて、ホイール自体もわずかに外に張り出している。にもかかわらず、その走りに過敏さをまったく感じさせないのは、パフォーマンスダンパーの効果もあると思われる。インチアップによるわずかな悪影響を、車体に装着されたパフォーマンスダンパーがうまく緩和させている感じ……といえばいいか。パフォーマンスダンパーはあくまで車体の振動を減衰するもので、だから“剛性感”には効果的だが、剛性そのものを上げる機能はない。それゆえ、良くも悪くも、コストやわずかな重量増をのぞけば、ほとんどネガはない(はずである)。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
意地と誇りを感じるアイテム
その無限ZR-Vでそのまま高速道に乗り入れると、上下動がおさまって、しなやかさとフラット感が増す。これはZR-Vそのものの特性に加えて、エクステリアパーツの効果も少しあるかもしれない。開発陣によると、無限のフロントアンダースポイラーはダウンフォースを生み出しており、加えてリアスポイラーに追加するガーニーフラップが前後の空力バランスを整えていることが、データでも確認されているという。
エンジン始動時のアイドリングなど、ことあるごとに「ズボボボボ……」と不穏な音が遠くから聞こえてくるのは、もちろんスポーツエキゾーストシステムによるものだ。最新のハイブリッドと古典的なサウンドとの組み合わせに、思わず笑みがこぼれてしまう。
排ガスなどの環境規制が強まるいっぽうの現在は、パワートレインの特性をわずかでも変える、この種の製品は非常にむずかしい。それでも、後述するヴェゼルも含めて、こうしてエキゾースト系のパーツを用意するのは、チューンドエンジンでスタートさせた無限の意地だろうか。
今回の無限はもうひとつ、「発売に向けて準備中」というヴェゼル用の「スポーツサスペンション」も持ち込んで、われわれに試乗させてくれた。これが市販されれば、無限のスポーツサスペンションとしては「S660」以来の製品となる。先進運転支援システム用のセンサーやカメラが四方に張りめぐらされる現代のクルマでは、わずかに車高を変えることすら簡単ではないのだが、今回のヴェゼル用スポーツサスペンションは、ノーマル比で10mmのローダウンを実現しているという。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
人気も上昇傾向に
このヴェゼル用のスポーツサスペンションは、最終的にマイナーチェンジ後の最新型にも適応させるつもりというが、開発そのものはマイナーチェンジ前のヴェゼルでおこなわれた。にもかかわらず、完成がマイナーチェンジ後にずれ込んだのは、車高の問題も含めて、その開発に長い期間を必要としたためだという。この事実からも、アフターパーツ用サスペンションの開発が、いかに困難かがうかがえる。
今回はそのスポーツサスペンションに加えて、すでに販売中のスポーツサイレンサーを装着したヴェゼルが用意された。比較用に用意されたノーマル車と乗り比べると、スポーツサスペンション装着車のフットワークはなるほど明確に引き締まっていて、俊敏性や安定感が高まっているのは明らかだった。
現行ヴェゼルの走りが大人っぽく高い完成度を誇ることもあり、実際には好き嫌いが分かれそうだが、逆にいうと、こういうのが好きな人には刺さるであろうことは間違いない。また、同時装着されていた「スポーツサイレンサー」も、静粛性の高い上級モデルのZR-Vより効果もわかりやすい。
考えてみれば、現行ヴェゼルには先代にあった「RS」や「ツーリング」といったスポーツグレードがない。それもあって、これら無限パーツの存在は、好事家にはひとつの光明かもしれない。
冒頭でも説明したように、無限はホンダの100%子会社であるホンダアクセスとは完全に別物だ。なので、どちらの製品もホンダの正規販売店で手に入るのだが、カタログも別、発注ルートも別……という時代が長く続いていた。そういう背景もあって、これまでは無限をあまり熱心に売り込まない販売店もあったようだ。しかし、現在はホンダアクセスの販売網でも無限パーツが流通するようになり、アクセサリーカタログも統合されつつある。最近は無限パーツの人気も上昇傾向にあるという。それはめでたい。
(文=佐野弘宗/写真=花村英典/編集=櫻井健一)
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
テスト車のデータ
MUGEN ZR-V(ホンダZR-V e:HEV Z)
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4570×1840×1620mm
ホイールベース:2655mm
車重:1580kg
駆動方式:FF
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ
モーター:交流同期電動機
エンジン最高出力:141PS(104kW)/6000rpm
エンジン最大トルク:182N・m(18.6kgf・m)/4500pm
モーター最高出力:184PS(135kW)/5000-6000rpm
モーター最大トルク:315N・m(32.1kgf・m)/0-2000rpm
タイヤ:(前)235/45R19 95W/(後)235/45R19 95W(ブリヂストン・アレンザ001)
燃費:21.5km/リッター(WLTCモード)
価格:388万3000円/テスト車=537万0970円
オプション装備:ボディーカラー<プラチナホワイト・パール>(3万8500円) ※以下、販売店オプション フロントアンダースポイラー<クリスタルブラック・パール仕上げ>(9万3500円)/サイドスポイラー<クリスタルブラック・パール仕上げ>(9万9000円)/リアアンダースポイラー<クリスタルブラック・パール仕上げ>(8万2500円)/ガーニーフラップ<クリスタルブラック・パール仕上げ>(3万5200円)/テールゲートガーニッシュ<プラチナホワイト・パール仕上げ>(8万8000円)/フロントバンパーデカール<無限ロゴ入り、左右セット>(1万1000円)/ドアサイドデカール<無限ロゴ入り、左右セット>(2万2000円)/テールゲートデカール<無限ロゴ入り>(1万6500円)/ドアミラーカバー<真空成型PPE製>(3万9600円)/ハイドロフィリックLEDミラー<ブルー鏡面・親水コート、無限ロゴ入り>(3万9600円)/ベンチレーテッドバイザー<スモークタイプ、無限ロゴエンブレム付き>(3万3000円)/スポーツエキゾーストシステム<ステンレス製>(33万円)/ハイパフォーマンスオイルMS-P<0W-30 API SP 全合成油/1リッターボトル:3190円×4本>(1万2760円)/ハイパフォーマンスオイルエレメント(2860円)/ハイパフォーマンスブレーキフルード<0.5リッター:3300円×2本>(6600円)/無限リザーバータンクカバー<アラミド耐火繊維製>(2200円)/アルミホイールMDC<19×8.5J、インセット50、フラットブラックミラーフェイス、1本:5万8300円>(23万3200円)/ホイールナット&ロックセット<ブラック>(9680円)/パフォーマンスダンパー<前後セット>(14万3000円)/スポーツマット<ブラック×シルバー>(4万4000円)/スポーツラゲッジマット<ブラック×シルバー>(2万6400円)/スカッフプレート<シルバーデザイン、4枚セット>(2万4200円)/カーボンナンバープレートガーニッシュ<ドライカーボン製、UVカットクリアコート仕上げ、リア用>(2万2000円)/ドアハンドルプロテクター<塩ビ製、カーボン調、2枚入り、Mサイズ>(6160円)/ヘキサゴンオイルフィラーキャップ<グレーシルバー>(9350円)/ナンバープレートボルト<ステンレス製、2本入り>(5060円)
テスト車の年式:2023年型
テスト開始時の走行距離:6461km
テスト形態:ロードインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター
MUGEN VEZEL(ホンダ・ヴェゼルe:HEV Z/旧モデル)
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4330×1790×1590mm
ホイールベース:2610mm
車重:1380kg
駆動方式:FF
エンジン:1.5リッター直4 DOHC 16バルブ
モーター:交流同期電動機
エンジン最高出力:106PS(78kW)/6000-6400rpm
エンジン最大トルク:127N・m(13.0kgf・m)/4500-5000rpm
モーター最高出力:131PS(96kW)/4000-8000rpm
モーター最大トルク:253N・m(25.8kgf・m)/0-3500rpm
タイヤ:(前)225/50R18 95V/(後)225/50R18 95V(ミシュラン・プライマシー4)
燃費:24.8km/リッター(WLTCモード)
価格:289万8500円/テスト車=424万2150円
オプション装備:ボディーカラー<プレミアムサンライトホワイト・パール>(6万0500円) ※以下、販売店オプション フロントグリルガーニッシュ<真空成型PPE製、ツヤありブラック塗装仕上げ>(3万7400円)/フロントアンダースポイラー<真空成型PPE製、カラード仕上げ>(7万7000円)/サイドガーニッシュ<真空成型PPE製、カラード仕上げ>(11万円)/リアアンダースポイラー<真空成型PPE製、カラード仕上げ>(7万7000円)/ウイングスポイラー<ブロー成型ABS製、カラード仕上げ>(11万円)/テールゲートスポイラー<ブロー成型ABS製、カラード仕上げ>(11万円)/ドアミラーカバー<真空成型PPE製、カラード仕上げ>(3万9600円)/リアバンパーデカール<塩ビ製、マットメッキ調>(1万9800円)/ロアアイラインデカール<塩ビ製、サテン調シボ加工、助手席側のみ無限ロゴ入り、左右セット>(1万5400円)/サイドデカール<無限ロゴとコーポレートカラーデザイン>(6600円)/ベンチレーテッドバイザー<スモークタイプ、アクリル製、1台分4枚セット>(2万9700円)/スポーツサイレンサー<ステンレス製、事前認証制度認定品>(16万5000円)/ヘキサゴンオイルフィラーキャップ<アルミニウム製、カラー:グレーシルバー>(9350円)/ハイプレッシャーラジエーターキャップ<開弁圧1.3kgf/cm2>(2970円)/ハイパフォーマンスオイルMS-P<0W-30 API SP 全合成油/1リッターボトル:3190円×3本>(9570円)/ハイパフォーマンスオイルエレメント(2860円)/ハイパフォーマンスブレーキフルード<0.5リッター:3300円×2本>(6600円)/スポーツブレーキパッド<スポーツタイプ、フロント用、左右セット>(2万6400円)スポーツブレーキパッド<スポーツタイプ、リア用、左右セット>(2万8600円)/無限リザーバータンクカバー<アラミド耐火繊維製>(2200円)/アルミホイールMDW<18×7.5J、インセット50、ブラックミラーフェイス、1本:4万6200円>(18万4800円)/ホイールナット&ロックセット<ブラック>(9680円)/スポーツサスペンション<開発中>(未定)/スポーツマット<ブラック×レッド>(3万8500円)/スポーツラゲッジマット<ブラック×レッド>(1万5400円)/ドアインナープロテクター<塩ビ製、カーボン調シボ加工>(1万5400円)/スカッフプレート<塩ビ製、カーボン調デザイン、4枚セット>(2万2000円)/カーボンナンバープレートガーニッシュ<ドライカーボン製、UVカットクリアコート仕上げ、フロント用>(2万2000円)/カーボンナンバープレートガーニッシュ<ドライカーボン製、UVカットクリアコート仕上げ、リア用>(2万2000円)/ハイドロフィリックLEDミラー<親水性広角ブルーミラー、LEDウインカー内蔵>(5万1700円)/ドアハンドルプロテクター<塩ビ製、カーボン調、2枚入り、Sサイズ>(3080円)/無限メタルロゴエンブレム<クロームメッキ、ホワイト、2枚セット>(7480円)/ナンバープレートボルト<ステンレス製、2セット>(5060円)
テスト車の年式:2021年型
テスト開始時の走行距離:2万9470km
テスト形態:ロードインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター
MUGEN VEZEL(ホンダ・ヴェゼルe:HEV Z PLaYパッケージ)
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4340×1790×1590mm
ホイールベース:2610mm
車重:1400kg
駆動方式:FF
エンジン:1.5リッター直4 DOHC 16バルブ
モーター:交流同期電動機
エンジン最高出力:106PS(78kW)/6000-6400rpm
エンジン最大トルク:127N・m(13.0kgf・m)/4500-5000rpm
モーター最高出力:131PS(96kW)/4000-8000rpm
モーター最大トルク:253N・m(25.8kgf・m)/0-3500rpm
タイヤ:(前)225/50R18 95V/(後)225/50R18 95V(ブリヂストン・アレンザH/L33)
燃費:25.2km/リッター(WLTCモード)
価格:384万3400円/テスト車=531万6795円
オプション装備:ボディーカラー<プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック>(4万9500円) ※以下、販売店オプション フロントグリルデカール<塩ビ製、マットメッキ調>(1万9800円)/フロントアンダースポイラー<真空成型PPE製、カラード仕上げ>(8万8000円)/サイドガーニッシュ<真空成型PPE製、カラード仕上げ>(11万円)/リアアンダースポイラー<真空成型PPE製、カラード仕上げ>(7万7000円)/ウイングスポイラー<ブロー成型ABS製、カラード仕上げ>(11万円)/テールゲートスポイラー<ブロー成型ABS製、カラード仕上げ>(11万円)/ドアミラーカバー<真空成型PPE製、カラード仕上げ>(3万9600円)/リアバンパーデカール<塩ビ製、マットメッキ調>(1万9800円)/サイドデカール<無限ロゴとコーポレートカラーデザイン>(6600円)/ベンチレーテッドバイザー<スモークタイプ、アクリル製、1台分4枚セット>(2万9700円)/スポーツサイレンサー<ステンレス製、事前認証制度認定品>(16万5000円)/ヘキサゴンオイルフィラーキャップ<アルミニウム製、カラー:グレーシルバー>(9350円)/ハイプレッシャーラジエーターキャップ<開弁圧1.3kgf/cm2>(2970円)/ハイパフォーマンスオイルMS-P<0W-30 API SP 全合成油/1リッターボトル:3190円×3本>(9570円)/ハイパフォーマンスオイルエレメント(2860円)/ハイパフォーマンスブレーキフルード<0.5リッター:3300円×2本>(6600円)/無限リザーバータンクカバー<アラミド耐火繊維製>(2200円)/アルミホイールMDW<18×7.5J、インセット50、ブラッククリアミラーフェイス、1本:4万9500円>(19万8000円)/ホイールナット&ロックセット<ブラック>(9680円)/パフォーマンスダンパー<フロント&リア用2本セット、FF用>(14万3000円)/スポーツマット<ブラック×レッド>(3万8500円)/スポーツラゲッジマット<ブラック×レッド>(1万5400円)/ドアインナープロテクター<塩ビ製、カーボン調シボ加工>(1万5400円)/スカッフプレート<塩ビ製、カーボン調デザイン、4枚セット>(2万2000円)/カーボンナンバープレートガーニッシュ<ドライカーボン製、UVカットクリアコート仕上げ、リア用>(2万2000円)/ハイドロフィリックLEDミラー<親水性広角ブルーミラー、LEDウインカー内蔵>(5万1700円)/ドアハンドルプロテクター<塩ビ製、カーボン調、2枚入り、Sサイズ>(3080円)/無限メタルロゴエンブレム<クロームメッキ、ホワイト、2枚セット>(7480円)/ナンバープレートボルト<ステンレス製>(2530円)/ドライブレコーダー、ETC(8万6075円)
テスト車の年式:2024年型
テスト開始時の走行距離:823km
テスト形態:ロードインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
-
スズキ・エブリイJリミテッド(MR/CVT)【試乗記】 2025.10.18 「スズキ・エブリイ」にアウトドアテイストをグッと高めた特別仕様車「Jリミテッド」が登場。ボディーカラーとデカールで“フツーの軽バン”ではないことは伝わると思うが、果たしてその内部はどうなっているのだろうか。400km余りをドライブした印象をお届けする。
-
ホンダN-ONE e:L(FWD)【試乗記】 2025.10.17 「N-VAN e:」に続き登場したホンダのフル電動軽自動車「N-ONE e:」。ガソリン車の「N-ONE」をベースにしつつも電気自動車ならではのクリーンなイメージを強調した内外装や、ライバルをしのぐ295kmの一充電走行距離が特徴だ。その走りやいかに。
-
スバル・ソルテラET-HS プロトタイプ(4WD)/ソルテラET-SS プロトタイプ(FWD)【試乗記】 2025.10.15 スバルとトヨタの協業によって生まれた電気自動車「ソルテラ」と「bZ4X」が、デビューから3年を機に大幅改良。スバル版であるソルテラに試乗し、パワーにドライバビリティー、快適性……と、全方位的に進化したという走りを確かめた。
-
トヨタ・スープラRZ(FR/6MT)【試乗記】 2025.10.14 2019年の熱狂がつい先日のことのようだが、5代目「トヨタ・スープラ」が間もなく生産終了を迎える。寂しさはあるものの、最後の最後まできっちり改良の手を入れ、“完成形”に仕上げて送り出すのが今のトヨタらしいところだ。「RZ」の6段MTモデルを試す。
-
BMW R1300GS(6MT)/F900GS(6MT)【試乗記】 2025.10.13 BMWが擁するビッグオフローダー「R1300GS」と「F900GS」に、本領であるオフロードコースで試乗。豪快なジャンプを繰り返し、テールスライドで土ぼこりを巻き上げ、大型アドベンチャーバイクのパイオニアである、BMWの本気に感じ入った。
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
NEW
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
NEW
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
NEW
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。