BMWは「M5/M2」の「Mパフォーマンスパーツ」装着車を出展【東京オートサロン2025】

2025.01.10 自動車ニュース 鈴木 ケンイチ
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「Mパフォーマンスパーツ」を装着した「BMW M5」と、BMWジャパンの長谷川正敏社長(写真向かって右)と巻波浩之氏(同左)。
「Mパフォーマンスパーツ」を装着した「BMW M5」と、BMWジャパンの長谷川正敏社長(写真向かって右)と巻波浩之氏(同左)。拡大

BMWジャパンは2025年1月10日、千葉・幕張で開催されている「東京オートサロン2025」でプレスカンファレンスを実施。「M5」の「Mパフォーマンスパーツ」装着車を日本初公開した。

日本におけるBMWの業績について説明する長谷川正敏社長。
日本におけるBMWの業績について説明する長谷川正敏社長。拡大
営業ディビジョンビジネスディベロップメントBMWラグジュアリークラス/BMW Mシニア・マネージャーの巻波浩之氏。
営業ディビジョンビジネスディベロップメントBMWラグジュアリークラス/BMW Mシニア・マネージャーの巻波浩之氏。拡大
ブースを飾る「M2」の用品装着車。
ブースを飾る「M2」の用品装着車。拡大
車体にはBMWの各純正用品の機能や効果が記されていた。
車体にはBMWの各純正用品の機能や効果が記されていた。拡大
BMW M4コンペティション M xDrive
BMW M4コンペティション M xDrive拡大
「Mパフォーマンスパーツ」を装着した「M5」。
「Mパフォーマンスパーツ」を装着した「M5」。拡大
 
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2024年の好業績をファンとオーナーに感謝

BMWジャパンのプレスカンファレンスは、長谷川正敏社長による2024年の振り返りから始まった。

「われわれが貫いてきたポリシーは2023年から引き続いたもので、“お客さまとのタッチポイントの創出”、それから“魅力的なプロダクトの積極的な導入”。この2つの柱を軸にして、日本という世界のなかでも重要な市場でビジネスを推し進めてきました」という。

このうち、“タッチポイントの創出”の代表が、2024年6月に港区麻布台ヒルズにオープンさせたブランドストア「FREUDE by BMW(フロイデ・バイ・ビーエムダブリュー)」だ。クルマを売らないブランドのショールーム的なもので、非常に好評であるという。また、顧客中心主義とした正規ディーラーのリニューアルを進めているのもタッチポイント創出のひとつとなるという。

“魅力的なプロダクトの積極的な導入”では、2024年に「X2」をはじめ「5シリーズ ツーリング」「M5」「1シリーズ」「X3」などを導入。パワートレインにおいても、純エンジン、48Vマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、電気自動車と幅広いラインナップをそろえてきた。360度全方位というのが日本におけるBMWの方針なのだ。

このらの施策を推し進めたことで、2024年の販売実績は、前年比2.1%増の3万5240台を記録。「極めて好調な販売結果となっております。誠にありがとうございます」と長谷川社長はファンやオーナーに感謝を述べた。

そして2025年の展望としては、やはりこれまでどおり、“タッチポイントの創出”と“魅力的なプロダクトの積極的な導入”を継続していくという。特に「2025年の最初のタッチポイントとなる」という今回の東京オートサロンには、2024年に発表された「M5」にBMWの純正チューニングパーツとなるMパフォーマンスパーツを装着したカスタム仕様を出展。もちろん本邦初公開ということで、報道陣の前でまっ黒なM5のカスタム仕様がアンベールされた。

ブースのコンセプトは「This is BMW」

長谷川社長に続いて登壇したのが、営業ディビジョンビジネスディベロップメント BMWラグジュアリークラス/BMW Mシニア・マネージャーの巻波浩之氏だ。

巻波氏はM5について「システム全体でのアウトプットは727PSに1000N・m。私も乗ったんですけれど、じゃじゃ馬というよりも、アクセルを軽く踏めば普通に走るし、思い切り踏めば、ものすごいパワーとトルクが出てくるというクルマです。乗りやすいと同時に、ものすごいパワーがあります。絶対に楽しんでいただけるクルマかなと思っております」と語る。

続いて、今回のブースのコンセプトは「This is BMW」であると説明。BMWの「駆けぬける歓(よろこ)び」を、ブースの展示を通して表現しているという。具体的には、「M2」などのハイパフォーマンスカーにBMWのMパフォーマンスパーツをめいっぱい装着して展示しているのだ。ここで重要となるのは「BMWのパーツは、Mパフォーマンスパーツもその他の純正品も、すべて格好だけでなく、しっかりとした機能と意味がある」ということ。それは、M2の展示車両に書き込まれた数字でもって、しっかり表現されていた。

(文=鈴木ケンイチ)

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