改良型「トライアンフ・スピードトリプル1200RS」が登場 ライダーをアシストする最新技術も搭載

2025.01.29 自動車ニュース webCG 編集部
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トライアンフ・スピードトリプル1200RS
トライアンフ・スピードトリプル1200RS拡大

トライアンフ モーターサイクルズ ジャパンは2025年1月27日、「スピードトリプル1200RS」の2025年モデルを導入すると発表した。販売開始は同年4月になる見込み。

 
改良型「トライアンフ・スピードトリプル1200RS」が登場 ライダーをアシストする最新技術も搭載の画像拡大
 
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トライアンフ・スピードトリプル1200RSは、国内では2021年4月に発売されたスポーツネイキッドバイク(関連記事)。その最新型となる2025年モデルではパワーユニットに手が加えられたほか、ライダーをアシストする機能・装備の追加がトピックとなっている。

排気量1160ccの水冷3気筒エンジンは、従来型に対して3PS増しとなる最高出力183PS/1万0750rpmを発生(回転数については不変)。最大トルクは同3N・mアップの128N・mで、発生回転数は250rpm低い8750rpmとなっている。

また、ライダーにフォーカスした以下の“パフォーマンス・エレクトロニクス”も採用されている。

  • 6軸慣性計測ユニット(IMU)からの入力を受けバイクのピッチを決定する、新しいフロントホイールリフトコントロールシステム(ライダーが4段階に調節可能)。
  • ライダーが自分のライディングスタイルやコンディションに合わせてエンジンフィーリングを変更できるエンジンブレーキコントロール。
  • サーキット走行用にフロントホイールのスリップとリアホイールのリフトを許容しながらABSの動作を最適化させるブレーキスライドアシスト(トラックモードに限り使用可能)。

バイクやライダーの挙動などに応じて減衰特性を最適化できる、オーリンズの新世代「Smart EC3セミアクティブサスペンション」も目玉のひとつ。ライダーはTFTモニターのメニューシステムを使っての調節が可能で、常に最適なパフォーマンスを発揮すべく、バイク自体が継続的にモニタリングを行いリアルタイムでダンピングを調整。正確かつダイナミックなハンドリングを実現するという。

また、スムーズなハンドリングに貢献するアイテムとして、調節式のステアリングダンパーも装備。MCSレバー付きのブレンボ製Stylemaキャリパーや、レースにも対応する公道用タイヤ「ピレリ・ディアブロ スーパーコルサSP V3」など、各種の高性能パーツがおごられている。“必須のオプション”として、チタン製のアウターラップとマウントブラケットを持つ新型のアクラポビッチサイレンサーも用意される。

一方で、長時間の走行にも対応するフルアジャスタブルクルーズコントロールも装備。急ブレーキや急減速の際にブレーキランプを短い間隔で点滅させ、周囲に注意を促す「緊急減速警告」機能も新たに搭載されている。

車体については、従来型に対して、ハンドルバーがわずかに幅広く、高くなったほか、軽量化された新型ホイールや、シャープなリアエンドを印象づける新しいシートカウルなどが特徴となっている。

車体色は全3種類で、価格は「ジェットブラック」のモデルが222万5000円、ツートンカラー「グラナイト/ディアブロレッド」「グラナイト/トライアンフパフォーマンスイエロー」のモデルが各227万円となっている。

(webCG)

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