顔立ち一新! 三菱が「デリカD:2」「デリカD:2カスタム」を一部改良
2025.02.13 自動車ニュース![]() |
三菱自動車は2025年2月13日、「デリカD:2」「デリカD:2カスタム」に一部改良を実施し、同日販売を開始した。
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ボディーカラーのバリエーションも変更
三菱デリカD:2/デリカD:2カスタムは、三菱がスズキからOEM供給を受けて販売するコンパクトハイトワゴンで、「スズキ・ソリオ/ソリオ バンディット」の姉妹モデルにあたる。
今回の改良では内外装の意匠変更に加え、パワートレインの性能向上、機能・装備の拡充と、多方面で手が加えられている。
エクステリアデザインについては、デリカD:2ではフロントグリルのメッキ加飾を横方向に拡大。D:2カスタムではメッキとブラックの加飾を組み合わせた、まったく新しい意匠のグリルを採用した。
ボディーカラーのバリエーションも見直しており、デリカD:2には6種類の単色に新設定の「ピュアホワイトパール/ミネラルグレーメタリック2トーンルーフ」を加えた、全7種類を設定。デリカD:2カスタムでは「キャラバンアイボリーパールメタリック」と「プレミアムシルバーメタリック/ミネラルグレーメタリック2トーンルーフ」を新たに採用し、単色4種類、ツートン4種類の全8種類の設定とした。
いっぽうインテリアに関しては、デリカD:2のインパネオーナメントをアイボリーからブラウンに変更。デリカD:2カスタムではエアコンサイドルーバーガーニッシュとドアガーニッシュの色を、シルバーからチタンシルバーに変更している。
強化された予防安全・運転支援システムにも注目
装備も強化しており、予防安全技術「三菱e-Assist」については、ミリ波レーダーと単眼カメラをセンサーに用いた衝突被害軽減ブレーキシステム「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に標準で採用した。同システムは車両や歩行者、自転車、自動二輪車の認識が可能で、交差点での検知にも対応している。
さらに運転支援システムとして、「アダプティブクルーズコントロール[全車速追従機能・停止保持機能付き]」や「車線維持支援機能」を全車に採用(ただし停止保持機能が付くのは「ハイブリッドMZ」「カスタム ハイブリッドMV」のみ)。「低速時ブレーキサポート[前進・後退]」や「発進お知らせ機能[先行車・信号切り替わり]」、後席への荷物の置き忘れなどをお知らせする「リアシートリマインダー」に加え、「ハイブリッドMX」を除く各車に「ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付き]」「リアクロストラフィックアラート」「電動パーキングブレーキ(ブレーキホールド付き)」を採用した。
パワートレインも改良しており、エンジンとCVTを刷新することで、燃費性能を改善。これにより全車がエコカー減税と環境性能割軽減対象となった。また低速域で力強いトルクを発生するセッティングを施すことで、スムーズな加速性能も実現しているという。
価格は210万1000円から269万8300円。
(webCG)