ルノー・ラグナの高性能版「GT」がデビュー【ジュネーブショー08】
2008.02.29 自動車ニュースルノー・ラグナの高性能版「GT」がデビュー【ジュネーブショー08】
ルノーは、ラグナの高性能バージョン「ラグナGT」をジュネーブショーで初公開する。
■4輪操舵システムを搭載
ルノーは、2007年9月のフランクフルトショーで、フルモデルチェンジで生まれ変わったミッドレンジセダン「ラグナ」と同ワゴンの「ラグナエステート」を発表。翌月から欧州での販売を始めている。今回ジュネーブショーで姿を見せるのは、その高性能「ラグナGT」。ヨーロッパでは2008年春に発売される予定だ。
搭載されるエンジンは、2リッターガソリンターボと2リッターディーゼルターボ「dCi」の2種類。日本やドイツでは、“GT”の名を冠する高性能版はガソリン車と相場が決まっているが、ディーゼル車にもGTが設定されるあたりは、ディーゼル比率が約7割に及ぶフランス車らしいところ。
実際、“GTディーゼル”のアウトプットは、最高出力180ps、最大トルク40.8kgmと、出力こそガソリンの205psに及ばないものの、トルクはガソリン仕様の30.6kgmを軽く上回る。トランスミッションは、どちらのエンジンにも6段マニュアルが組み合わされる。
注目は、シャシーに「アクティブ ドライブ シャシー」なる4輪操舵システムが採用されること。「えっ、ついに日産のハイキャスが!?」と思いきや、ラグナのシャシーはFFゆえ、スカイラインやフーガのそれとシステムが異なるはず。説明によると、操縦性と走行安定性を高めたというが、システムの詳細はまだ闇に包まれている。
(webCG 曽宮)
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