第137回:「2004バーゼル&SIHH時計通信」(その6)最後は2500万円のエンツォ・フェラーリ!!
2004.06.10 小沢コージの勢いまかせ!第137回:「2004バーゼル&SIHH時計通信」(その6)最後は2500万円のエンツォ・フェラーリ!!
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■恐怖の値付け
さーて、最後の時計ネタ行きましょう。まずはこれまた知らなかったけど、カジュアルな時計ブランド「ティソ」。あんまり高くない手軽なモデルが多いんだけど、実はこちら、バイクのモトGPの計時を担当しているそうで、今年は「Tレース」って新作出してました。
これがよーく見ると、ベゼルがディスクブレーキっぽく、日付のあたりがキャリパーっぽいデザインになっていて、要するに2輪のブレーキシステム風。うーむ、あの手この手を使いますなぁ。
そして最後が極めつけ、ジラール・ペルゴのその名も「エンツォ・フェラーリ」。キモはトゥールビヨンに永久カレンダーにムーンフェイズにクロノグラフと「なんでもテンコ盛り」の超複雑時計で、つまりクルマとはほとんど関係ないんだけど、「時計界ではエンツォ・フェラーリに匹敵するスーパーモデル」って意味合いで名前を付けたらしい。
時計業界では有名だけど、ジラール・ペルゴのマカルーソ社長と、今度フェラーリのみならず、フィアットのボスにもなったモンテゼーモロ氏とはポン友って話だからね。学生時代からの仲で、マカルーソ氏がドライバー、モンテゼーモロ氏がナビゲーターで2人でラリーに出てたっていう絆の深さ。「エンツォ・フェラーリ」の名前の使用も、ある意味納得です。
それよっか凄いのがお値段で、18金ケースモデルが2500万円! プラチナケースモデルが2600万円!! うーむ、「360モデナ」どころか、「575Mマラネロ」に手が届きそうですな!
いやはや時計業界、値付けに関してはホント、恐怖すらおぼえますよ。
(文と写真=小沢コージ/2004年6月)

小沢 コージ
神奈川県横浜市出身。某私立大学を卒業し、某自動車メーカーに就職。半年後に辞め、自動車専門誌『NAVI』の編集部員を経て、現在フリーの自動車ジャーナリストとして活躍中。ロンドン五輪で好成績をあげた「トビウオジャパン」27人が語る『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた』(集英社)に携わる。 YouTubeチャンネル『小沢コージのKozziTV』
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