第51回「MINIクーパーS」
2014.05.30 水野和敏的視点7年ぶりのフルモデルチェンジ
BMWの先鋭的未来派モデル「i3」、対照的に古典的な成り立ちを持つ「M235i クーペ」。2台のビーエムを取り上げてきた「水野和敏的視点」。今回は、BMWによるFFモデルの先兵というべき、MINIに乗ってみたいと思います。
2002年に初代の販売が始まって、はや12年。今年3月に3代目となる新型MINIが、日本でも発売されました。実に7年ぶりのフルモデルチェンジです。
ベーシックなハッチバックのMINI。そのオープンモデルたるMINIコンバーチブル。観音開きのドアを持つMINIクラブマン。SUV調のMINIクロスオーバー、スタイリッシュなMINIクーペ、スポーティーなMINIロードスター、そしてちょっと不思議な、クロスオーバーの2ドア版たるMINIペースマン。
いつの間にか、MINIブランドでは、7つものモデルをラインナップするようになりました。最初にモデルチェンジを受けるのは、もちろんベーシックなハッチバックボディーです。
ご存じのように、BMW傘下のMINIは単なるレトロモデルの範疇(はんちゅう)を大幅に超えています。ラインナップが充実しているだけではありません。BMWを支える新しいディビジョンとして、いまやMINI抜きで「バイエルンのエンジン会社」を語ることはできません。MINIで確立した“ビーエム流”のFFモデルが、いよいよBMWブランドから「2シリーズ アクティブツアラー」という名でリリースされるということが、その証左です。
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