第120回:JAIA試乗会、チョイ乗りリポート(その3)
2011.02.17 エディターから一言第120回:JAIA試乗会、チョイ乗りリポート(その3)〜『webCG』スタッフの気になるクルマはコレ!
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2011年2月1日、毎年この時期の恒例行事「JAIA」(日本自動車輸入組合)主催の輸入車試乗会が神奈川県大磯で開催された。今回は『webCG』スタッフそれぞれが、気になるクルマをセレクト&試乗。その印象を価格帯別にお伝えします。
【500万円〜1000万円ならコレ】
「500マン以上するクルマなんて、いらないなぁ」……本当に? ちょっと余裕ができたなら、手を出してみたいこのクラス。買えちゃうかたも、(今は)買わないかたも、チェックしといてソンはない!?
直6を回し切るならコレBMW523i……610万円
ビーエムといえば、やはり話はストレートシックスになる。5シリーズには3リッターターボ(535i)、3リッターNA(528i)、2.5リッターNA(523i)の3種が載るが、あえてお薦めしたいのが“回し切れる”「523i」だ。
7000rpmのリミットまで引っ張った時の、高密度でありながらスムーズな感触は今なお実用サルーン界の白眉(はくび)。回さないことを良しとするエコの時代においては、禁断の味わいすら帯びてきた。電動パワーステアリングのフィールも違和感なく、ランフラットタイヤの突っ張るような乗り心地もほぼ過去形に。
(webCG 竹下)
無骨でも優しいボルボXC70 T6 SE AWD……629万円
最近はオシャレなクロスオーバーが多くなったが、“元祖クロスオーバー”とも言うべき「乗用車とSUVのクロスオーバー」を今なお体現しているのが「ボルボXC70」。無骨な無塗装の樹脂バンパー/フェンダーモールを持つ、男らしい出で立ちが魅力的だ。
外観の勇ましさとは裏腹に、淡いベージュのインテリアはドライバーの“やる気”を削り取り、座り心地に定評のあるシートが優しく腰を迎え入れる。サスペンションのモードを「COMFORT」のままで走り出すと、まさに「スカイフック」という名にふさわしい、ふわっとした乗り心地が味わえる。スムーズに回る6気筒エンジンは、車外では少々うるさく感じるものの、車内はいたって静粛。スポーティすぎない適度な太さのステアリングホイールは旋回時に柔らかいフィールで答えてくれる。
ボルボに乗るといつも優しい気持ちになる。イライラする作業はここでやろう。
(webCG 本諏訪)
値札がとどめポルシェ・ボクスター……610万円
衝撃の大幅値下げ! 2011年2月から、MT仕様なら563万円で買えるようになった。
ポルシェ、オープン、ミドシップ。
魅惑の500万円台。
それは、大金ではある。が、なんとかしたくなってくる。
「フェアレディZ」のオープンだって、だいたい500万円だ。って聞いたら、ほら、その気になってきたでしょう?
背中のすぐ後ろに、エンジンがある。フラット6の快音に包まれて、テンションは上がりっぱなしだ。座席数を割り切ったから、荷室だって結構広い。ひとり気ままに旅行をしたら、どんなに気持ちいいだろう? ふたりだったら楽しさ倍増。シートはふたつもありゃあいい。
そんな現行「ボクスター」も、気がつけば7年目。貯めて買うなり“次の”が出たらどうしよう!? ……というのが、ただひとつ、取らぬたぬきの悩みドコロではある。
(webCG 関)
ファミリーフェイスに衣替えメルセデス・ベンツR350 4MATIC……789万円
「Rクラス」は昨年11月にマイナーチェンジを受け、フロントマスクのデザインが改められた。それと同時に5.5リッターV8エンジンを搭載する「R550 4マチック」がカタログから落とされ、「R350 4マチック」のみの展開となった。
引き続き272psと35.7kgmを発生する3.5リッターV6は、2240kgのボディをゆったりと着実に走らせる。乗り心地もおおらかなもので、メルセデスらしい落ち着きに満ちた走りが魅力だ。大人7人がきっちり乗れるが、3列目はやや窮屈。居住性はEクラス・ステーションワゴン・プラスぐらいのイメージか。
(webCG 竹下)

webCG 編集部
1962年創刊の自動車専門誌『CAR GRAPHIC』のインターネットサイトとして、1998年6月にオープンした『webCG』。ニューモデル情報はもちろん、プロフェッショナルによる試乗記やクルマにまつわる読み物など、クルマ好きに向けて日々情報を発信中です。
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