トヨタGR86 RZ(前編)
2024.05.26 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「GR86」に試乗。最新モデルでは6段MT車への「アイサイト」の搭載がトピックなのだが、まずはスポーツカーとしての素性をチェック。プロフェッショナルの目から見ても、やはり水平対向の低重心が効いているようだ。ボディー剛性が全然違う
レーシングドライバーの山野哲也が開口一番、「いいですね!」と太鼓判を押す。「確実に進化を感じ取れる一台です」とトヨタGR86を評する。
今回、山野がステアリングホイールを握ったのは、2.4リッター水平対向4気筒エンジンに6段MTを組み合わせたGR86の上級グレード「RZ」で、ベース価格は347万6000円。ただし試乗車は、20万3500円のオプションであるブレンボ製のブレーキキャリパー(フロント:対向4ピストン、リア:2ピストン)やSACHS(ZF)のショックアブソーバー(5万5000円)のほか、67万6260円分のアディショナル装備が付いて、総額415万2280円となっている。
山野:「マツダ・ロードスター」とは対照的な進化ですね。
webCG:……と言いますと?
山野:ロードスターは、ゆっくり確実に正常進化を続けていますが、GR86はドラマチックに変わりました。
webCG:初代「86」と2代目にあたるGR86を比較して、ですね。山野さんがGR86に初めて乗ったとき、まず感じたことは何ですか?
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