「カングー キャンプ2024」の会場から
2024.10.02 画像・写真2024年9月21日と22日の2日間、ルノー・ジャポンが埼玉県秩父郡のキャンプ場「ぼくらのミナノベース」で「カングー キャンプ」を開催した。
カングー キャンプは、その名のとおりルノーのマルチパーパスビークル「カングー」のオーナーを募って行われるキャンプイベントだ。コロナ禍を挟んで4年ぶりに開催された今回は、実に25組のオーナーが参加。カラフルなカングーとテントで会場を彩ると、BBQを楽しんだり、川遊びに興じたり、はたまた愛犬とキャンプ場を散歩したりして、思い思いにゆったりとした時間を過ごしていた。
また会場では、エッセンシャルオイルを使ったアロマ虫よけスプレーづくりや、ハギレや梱包(こんぽう)紙を使ったガーランドづくり、ポップコーンづくりと、さまざまなワークショップも開催。夜にはフランス大使公邸のセバスチャン・マルタン料理長が腕を振るう、フレンチスタイルのBBQも供され、参加者は皆舌鼓を打っていた。
大人も子供もワンちゃんも、秩父の自然を満喫した2日間の様子を、写真で紹介する。
(文と写真=webCG堀田剛資<webCG”Happy”Hotta>、webCG大和ひろ美)
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1/614年ぶりに開催された「カングー キャンプ」。会場となった埼玉県秩父郡の「ぼくらのミナノベース」は、2023年11月にオープンしたばかりの新しいキャンプ場だ。
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2/61午前11時の受け付け&サイト抽選を前に、続々とキャンプ場に到着する「ルノー・カングー」。こうしたロケーションが、本当に似合うクルマだ。
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3/61サイトが決まったら、スタッフがそこまで誘導してくれる。これなら移動も安心だし、場内でウロウロと迷わないで済む。
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4/61さっそくテントを建て始める参加者。みんな慣れた様子で、「どう建てたら、クルマとのバランスがいいだろう?」なんてことにも気を使っているようだ。
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5/61てきぱきと働く人間をしり目に、チェアの上のミニチュアシュナウザーはのんきなもの。大あくびである。
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6/61そろそろwebCG取材チームもテントを建てることにする。クルマが「ルノー・カングー」ではなく「アルピーヌA110」であることはご容赦を。ほら、薄目で見ればカングーに見えてくるでしょう?
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7/61そんなこんなでベースが完成。ランタンスタンドも立てて、準備は万端。
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8/61しかし、こうして会場を見渡してみると、皆の重装備っぷりがすごい。巨大テントにテーブルセットに焚き火台に……。これはマイカーが「ルノー・カングー」になるわけだ。
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9/61そうこうしているうちに、開会式……と表するにはややのほほんとした、ゆるい全体あいさつがスタート。まずは皆で記念撮影。
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10/61あいさつに立つルノー・ジャポン マーケティング部マネージャーの伊達記代子氏。2024年10月27日に開催される“世界最大のカングーの祭典”、「カングージャンボリー」もよろしくね! とのことだった。カングーオーナーの皆さん、今年もぜひご参加を。
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11/61「ぼくらのミナノベース」のオーナーで、皆野町地域おこし協力隊の一員の松藤裕也氏が、シャワーや、新たにできたサウナの使用ルールを説明する。
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12/61会場には埼玉・長瀞のコーヒースタンド「HODOSANDO COFFEE STAND」のケータリングカーも。
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13/61「HODOSANDO COFFEE STAND」のケータリングカーは、ご覧のとおり「ルノー・カングー」。ご夫婦のお手製で、コーヒーも淹(い)れられるよう、中にはシンクなどがきちんと設けられていた。
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14/61たちまちのうちに売り切れてしまった、「HODOSANDO COFFEE STAND」のマフィンとチョコチップクッキー。お世辞抜きに、大変に美味でした。
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15/61会場には、モノ系のウェブマガジン『&GP』も出展。ここでは各種ワークショップが開催されたほか、ハンモックやチェアといった、キャンプ道具の使い比べも体験(体感?)できた。
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16/61こちらでは、ニンジャのコードレスミキサーによるスムージーづくりを実演。りんごジュースに氷にバナナ、ラズベリーを加えたらスイッチオン。
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17/61歩き回って疲れた体に、冷たいスムージーが染みる。パワフルなコード式のミキサーだと氷もガリガリ砕けるが、このぐらいツブが残っているのも、のど越しが気持ちいい。
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18/61子どもたちにスムージーを配る『&GP』のスタッフ。
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19/61「カングー キャンプ」の開催日は、まだ暑さが残る初秋だったので、冷たいスムージーが大人気だった。
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20/61こちらではフレーバーテイストのポップコーンづくりを体験。
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21/61アルミの“フライパンもどき”に油を敷いて、コーンを投入! はじけるコーンをザルでガードするのだが、その際には油もはねるので、恐いやら熱いやら。
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22/61出来上がったポップコーンを紙袋に入れ、お好みのフレーバーを入れてシャカシャカ振ったら完成。美味だったけど、へっぴり腰でフライパンを振ったせいで、コーンを半分ぐらいコンロに食べさせてしまった(こぼしたとも言う)。
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23/61こちらのお父さんは、タオルで油はねをガードしつつフライパンをシェイク。この慣れた手つき……タダ者ではないな。
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24/61こちらでは、なぜかwebCG堀田がおしゃれなアロマ入りの虫よけを製作中。柄にもないことしているなあと思ったら、どうやら木酢液とかでつくる防虫剤だと思っていたようだ。
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25/61完成したのがこちら。アロマは6種類のなかから好みのものをブレンドできたのだが、webCG堀田は柑橘系のものばかり選んでいた。いくらミカン風味にしても、飲めませんから。
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26/61ハギレなどを使った、ガーランドづくりのワークショップも行われていた。参加したかったけど、家に持ち帰っても飾るところがないので断念。
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27/61気づけばワークショップのエリア一帯は、ご覧のとおりのにぎわい。子どもにも大好評だったようだ。
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28/61子どもに好評といえば、「ぼくらのミナノベース」の裏には三沢川が流れていて、ここでの川遊びも楽しそうだった。こちらの家族連れは、網で小川の底をガサガサ。小魚などを捕まえては、バケツで観察していた。
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29/61子どもだけでなく、お父さんも大フィーバー。
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30/61小川のほかにも、「ぼくらのミナノベース」には子ども向けの遊具も設けられていた。これなら子どもが退屈する心配もないだろう。
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31/61『&GP』が持参したハンモックで遊ぶ子どもたち。
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32/61こちらは米カモックのハンモックテント「サンダ2.0」。ハンモックにもテントにもなる優れものだ。
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33/61キャンプマットの寝比べ、アウトドアチェアの座り比べができるコーナー。こうした商品の使用感を比較できる機会はあまりないので、興味深かった。
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34/61今やアウトドアレジャーで欠かせないアイテムの、ポータブルバッテリーの展示も。これなら持ち歩けるかも。
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35/61なにやらいい匂いがしてきたと思ったら、フランス大使公邸のセバスチャン・マルタン料理長が巨大なグリルでお肉を焼いていた。夜のフレンチBBQが、今から待ち遠しい。
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36/61カメラを抱えて歩き疲れたので、キャンプ場のカフェ「鹿のねどこ」でひと休みする。
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37/61豆をセレクトできるコーヒーが非常に美味で、アイスコーヒーでもしっかり風味があるのに驚いた。カレーやピラフ、パスタなどもいただけるそうなので、次に来たときはぜひ所望したい。
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38/61「ルノー・カングー」の広い荷室は、ワンちゃんグッズの積載にも最適! ということで、会場では愛犬連れの参加者も多く見受けられた。こちらはカメラへ向けて百万ドルの笑顔を見せてくれる、豆柴。
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39/61元気いっぱいに動き回るミニチュアブルドッグ。せっかくなので接写させてもらったのだが、あまりに動きが活発なため、うまく撮影できなかった。
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40/61毛並みがゴージャスなオーストラリアンラブラドゥードル。飼い主さんいわく、スタンダードプードルとラブラドール、コッカースパニエル系などの交配から生まれた犬種とのこと。「カングー キャンプ」を取材すると、犬にも詳しくなれそう。
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41/61トイプードルと2匹のオーストラリアンラブラドゥードルの飼い主であるraikoamaoさんは、ご夫婦で「カングー キャンプ」に参加。
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42/61raikoamaoさんの「ルノー・カングー」。レジャー仕様/ワンちゃん仕様としてしっかりカスタマイズされていて、2列目シートと荷室には、メルカリでゲットしたというRVランドのベッドキットを設置。不使用時には棚としても使え、高さのある荷室空間を有効活用できるとのことだった。
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43/61千葉から来たという鳥之海さんファミリーは、BBQではんごう炊飯にも挑戦する気合いの入りよう。2代目「ルノー・カングー」を13年にわたり2台乗り継いでいる、筋金入りのカングーオーナーだ。
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44/61勇ましくブドウをほおばる鳥之海さんのご子息。よく見たら、白いTシャツも「ルノー・カングー」仕様だった。
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45/61チョイ君の飼い主さんの「ルノー・カングー」は、今回のイベント参加車両のなかで、恐らく唯一の初代。“初代なのに2009年式(2代目の日本デビューは2007年)”という不思議な一台で、実はルノーがタイヤテスト用に日本に持ち込んだものを売ってもらったのだとか。
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46/61それにしてもこの美しさよ。今年で車齢15年だというのに、キズは一切なし。塗装もごらんのピカピカぶりだ。オドメーターは12万kmと毎年シッカリ走って&使われていて、ステアリングホイールや荷室の収納まわりに加え、シャシーもスタビライザーなどで強化されていた。
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47/61ペットショップでケージからちょいちょい手(前足)を出していたことから、この名前が思いついたというチョイ君。かつては「東名高速をドライブ中に、自分でケージを開けて脱走しようとしたことがある」というやんちゃ者だったようだが、今はすっかり落ち着いた様子。取材中はタープの下で、のんびりと過ごしていた。
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48/612023年2月に登場した3代目「ルノー・カングー」。こうしたイベントでは、主役はまだまだ2代目だが、新型も少しずつ浸透している様子だ。
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49/61こちらも新型「ルノー・カングー」……と思ったら、ルノー・ジャポンの展示車両だった。
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50/61荷室をのぞいてみると、カーゴネットにファスナー式の虫よけの網戸と、すっかりアウトドア仕様。
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51/61よく見ると、わきに添えられていたアウトドア用品にもルノーのマークが描かれている。
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52/61実はこちら、ルノーが純正アクセサリーとして取り扱っているもので、「カングー」のアクセサリーカタログにも載っている。気になった人はショールームでアクセサリーカタログをチェックするか、ウェブサイトで閲覧してみよう。
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53/61これもルノー純正用品の「カーサイドエアフレームタープ」。とてもキレイな新型だし、これもインポーターの展示車かと思ったら……。
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54/61イベント参加者のマイカーだった。オーナーの秋重さんは、キャンプやアウトドアを楽しみたくて2023年11月に「ルノー・カングー」を購入したばかり。奥さまいわく「ルノー・カングーはこういう参加しやすいイベントがあってうれしい」とのことだ。
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55/61夜もとっぷりと暮れ、いよいよフレンチBBQの時間。セバスチャン・マルタン料理長が、娘さんと一緒に料理を取り分けていく。
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56/61まずはボリュームもあるポークのグリルからいただきます。豚肉は香ばしいうえに紙ナイフでもカンタンに切れる、ほぐせるぐらいに柔らかく、本当においしかった。
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57/61こちらは、徳島の地鶏である阿波尾鶏のグリルにラタトゥイユを添えたもの。味はもう言わずもがな、大変美味でした。
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58/61夜になると、アコースティックギターの演奏会も開催。こうして秩父の夜は更けていくのでした……。
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59/61一夜明けて、「アルピーヌA110」とテントの様子。草の様子からもわかるとおり、実は夜にがっつり雨に降られ、ちょっと寒い思いをした。次回の「カングー キャンプ」に参加しようかな? と思っている人は、天気予報のチェックをお忘れなきよう。それにしても、テントが雨漏りしないでよかった。
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60/61固まった体をラジオ体操ならぬヨガ&ストレッチでほぐす。自然のなかでやると、なんでもない運動がとても気持ちいい。
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61/61モーニングコーヒーで一服したら、サイトに戻ってテントをたたみますか。「カングー キャンプ」はとてもいいイベントだった。本格的にキャンプをたしなむ人じゃなくても気後れせずに参加できるし、アクティビティーもたくさんある。興味のある人は、ぜひ次回、参加してみてほしい。