ヒョンデが4人乗りのコンパクト電気自動車「インスター」を発売
2025.03.28 自動車ニュース![]() |
ヒョンデ モビリティー ジャパンは2025年3月28日、新型の小型電気自動車(BEV)「INSTER(インスター)」を同年4月10日に発売すると発表した。
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ヒョンデ・インスターは2024年6月の韓国・釜山モビリティーショーで世界初公開されたモデル。日本においては2025年1月の東京オートサロン2025で初披露された(参照)。
インスターのボディーサイズは全長×全幅×全高=3830×1610×1615mm、ホイールベースは2580mmで、「親しみやすいユニークなデザインと国内の使用環境に適したボディーサイズのBEV」と紹介される。
エクステリアでは、丸型LEDランプを基調とした親しみやすいフォルムや力強いサイドビューと抑揚のあるボディーラインが目を引き、都会的でありながらSUVならではの存在感を際立たせている。ピクセルデザインを採用したスタイリッシュなランプ類や、ユニークかつ遊び心のあるスタイリング、日本の狭い路地や駐車環境においても抜群の扱いやすさを実現するコンパクトなボディーサイズも特徴としてうたわれる。
インテリアについては、コラムタイプの電子制御シフトレバーと前席ベンチシートの採用により、開放的に仕上げられた。後席はロングホイールベースとフラットフロア構造により、余裕のある足元スペースを確保。コンパクトな外観からは想像もつかない広々とした空間を実現し、長時間の移動でも快適に過ごせるという。国内の平均乗車人数を考慮し、乗車定員を4人としたことも同モデルのユニークなポイントだ。
エントリーモデルとなる「インスター カジュアル」には最高出力97PS、最大トルク147N・mを発生するモーターを、「インスター ボヤージュ」と「インスター ラウンジ」には同115PS、同147N・mを発生するモーターを搭載。駆動用バッテリーの容量は前者が42kWhで、後者2モデルが49kWhとなる。一充電走行距離はインスター ボヤージュとインスター ラウンジが458km(WLTPモード)と発表されている(インスター カジュアルは認証手続き中)。駆動用バッテリーの電力で外部機器が使用できる「V2L」機能も全グレードに標準装備する。
外板色は「アトラスホワイト」「アビスブラックパール」「トムボーイカーキ」「バタークリームイエローパール」「シエナオレンジメタリック」の全5種類から選べる。先行予約では300台以上のオーダーがあり、外板色別の内訳はバタークリームイエローパールが35%、アトラスホワイトが25%、トムボーイカーキが23%になるという。納車は2025年5月ごろから順次行われる予定。
ヒョンデ・インスターのラインナップと価格は以下のとおり。
- カジュアル:284万9000円
- ボヤージュ:335万5000円
- ラウンジ:357万5000円
(webCG)
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