直前まで内容がわからない!
欧州屈指のヒストリックカーの祭典「レトロモビル」が、フランス・パリで2026年1月28日から2月1日まで開催された。
2026年は第50回という節目である。しかしながら筆者が最も困った回でもあった。毎回、このイベントは年明けにならないと主要各社の出展内容が発表されないのだが、今回はとくに遅かった。2025年末から関係筋に探りを入れても、詳しい内容について明かしてくれない。唯一、早くから公式リリースとともに「ぜひおいでください」と個人的に教えてくれたのは、ルマン優勝35周年を祝うマツダのフランス法人だけだった。ステランティスやルノーが正式に内容を発表したのは1月22日のことである。
結果として、イタリア在住の筆者がパリに飛ぶことを決めたのは、なんと開会2日前であった。このように詳細のリリースが遅れては、客入りが心配だ。投宿先のテレビは、フランスで1945年以来初めて死亡者数が出生者数を上回ったことを伝えていた。少子化に歯止めがかからないのだ。長年おじさんたちのワンダーランドだったレトロモビルは次の世代を獲得できずに、衰退してゆくのだろうか。そうした不安を脳裏によぎらせながら、ポルト・ド・ヴェルサイユの会場に向かった。
今回は「第50回レトロモビル」の会場リポートを。シトロエンは、2026年1月のブリュッセルショーで公開した最新コンセプトカー「ELO」を、ブランドの故郷フランスで初披露した。
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ステランティスは計7ブースの編成でのぞんだ。写真は「創造と革新」をテーマに歴代コンセプトカーを展示したシトロエンのブースより、1980年「カリン」。
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プジョーは「E-208GTi」のプロモーションと連動して、「205」時代からの「GTiパッション」をテーマに出展。これはその仲間として展示された「205CTi」。
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プジョーE-208GTi
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