ショーの華、魅惑のイタリアメーカー【フランクフルトショー09】
2009.09.18 自動車ニュース【フランクフルトショー09】ショーの華、魅惑のイタリアメーカー
出展ボリュームは少ないながらも、味のある魅力的なモデルをフランクフルトショーに持ち込んだのが、フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティのイタリアンメーカーだ。
■華麗なスポーツカー続々
華やかさや元気の良さでは、イタリア各社の右に出る者はない。その最たるモデルが、「フェラーリ458イタリア」だ。この新しいV8リアエンジンフェラーリには、最高出力570psを誇る4.5リッターV8エンジンとデュアルクラッチタイプの7段F1ギアボックスが搭載され、0-100km/h加速3.4秒の実力を手に入れている。それ以上に注目したいのが、その華麗なフォルム。個性的なフロントマスクと流れるようなプロファイルに、スタンド前の視線は釘付けだ。
一方、ランボルギーニは、「レヴェントンロードスター」を披露。レヴェントンといえば、2年前のフランクフルトショーにクーペモデルが出展され、その後、わずかな台数が生産された稀少な存在。そのオープン版が「レヴェントンロードスター」で、110万ユーロという高額ながら、2009年10月から販売されることが決定した。搭載される6.5リッターV12エンジンは670psを誇り、ビスカスカップリングを用いたフルタイム4WDシステムにより、強大なパワーをスピードに変える。0-100km/h加速タイムは3.4秒。
マセラティも、グラントゥーリズモのオープンモデルである「グランカブリオ」を発表。伝統的なソフトトップを採用することにより、マセラティらしいエレガントなスタイルを実現している。マセラティブランドとしては初となる4シーターカブリオレの登場により、「クワトロポルテ」「グラントゥーリズモ」、そして、「グランカブリオ」という新しいラインナップが完成し、より多くのファンを引きつけることになるだろう。
(文と写真=生方聡)
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