
【スペック】全長×全幅×全高=4860×1935×1775mm/ホイールベース=2935mm/車重=2220kg/駆動方式=4WD/3リッター直6DOHC24バルブ ディーゼルターボ(245ps/4000rpm、55.1kgm/1750-3000rpm)/価格=839万円(テスト車=863万7000円/オートマチックテールゲートオペレーション=8万9000円/サイドビューカメラ=6万1000円/ソフトクローズドア=9万7000円)
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【スペック】全長×全幅×全高=4860×1935×1775mm/ホイールベース=2935mm/車重=2220kg/駆動方式=4WD/3リッター直6DOHC24バルブ ディーゼルターボ(245ps/4000rpm、55.1kgm/1750-3000rpm)/価格=839万円(テスト車=863万7000円/オートマチックテールゲートオペレーション=8万9000円/サイドビューカメラ=6万1000円/ソフトクローズドア=9万7000円)
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日本市場におけるBMWの、初のクリーンディーゼルモデルとなる「X5 xDrive35d ブルーパフォーマンス」。尿素水溶液「アドブルー」を用いたSCR(選択触媒還元)システムやDPF(粒子状物質除去フィルター)を備え、クリーンな排気を実現する。
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ターボで過給される3リッター直6のディーゼルエンジンは、1750rpmの低回転域から55.1kgmの大トルクを発生。いっぽうで、3リッターガソリンモデルより良好な、11.0km/リッター(JC08モード値)の燃費を記録する。
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BMWの試算によれば、燃焼そのものの価格差と燃費性能の違いから、ディーゼル車「X5 xDrive35d ブルーパフォーマンス」の1万kmあたりの走行コストは、ガソリン車「X5 xDrive35i」に比べて約7万円安くなるという。
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サイドビュー。ホイールのサイズは標準で大径19インチ。オプションで、さらに大きな20インチホイールも選べる。
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インテリアのデザインは、基本的にガソリンモデルと変わらない。日本に導入される「X5 xDrive35d ブルーパフォーマンス」は、右ハンドル仕様のみ。
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スピードメーターは260km/h表示。わずか5000rpmでレッドゾーンとなる回転計は、ディーゼル車ならではの特徴を示す。
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荷室の様子。後席は6:4の分割可倒式で、大きな荷室容量をさらに拡大することもできる。
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BMWによれば「X5 xDrive35d ブルーパフォーマンス」の航続可能距離は935km。ガソリンモデルの「X5 xDrive35i」(723km)より200kmほど長くなるとのこと。
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シートは本革張り(ネバダ・レザー)が標準。パッケージオプション「ダイナミック・スポーツ・パッケージ」で、スポーツシートも選べる。
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後席に腰かけてみる。各部のクリアランスはご覧のとおり。
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ディーゼル版「X5」の価格は、3リッター直6ガソリンを積む「xDrive35i」(798万円)の41万円高。ただし今は、エコカー減税やエコカー補助金、さらにクリーンエネルギー自動車等導入対策補助金などの“実質値引き”約57万円分(オプションを含めた総額による)が見込まれ、メーカーもこれを追い風にしたい考えだ。
『BMW X5 xDrive35d ブルーパフォーマンス(4WD/8AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る