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新型「ハリアー」の販売の立ち上がりは好調。発表後約1カ月で受注台数は約2万台に達したという。月販目標は2500台。
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約2万台の受注の内訳は、ガソリン車が約1万2000台、ハイブリッド車が約8000台。
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試乗車は、2リッターガソリンエンジン搭載のFF車。グレードは最上級の「プレミアム“アドバンストパッケージ”」で、車両本体価格は360万円。
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インパネまわりは、大胆な造形と配色が印象的。インパネの幅は従来比+53mmとされ、広さを強調している。テスト車の内装色は「ディープボルドー」。
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ピアノブラックで彩られたセンタークラスター。ナビやエアコンの操作部には静電式スイッチが用いられている。
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試乗グレードのシート表皮は、ファブリックと合皮のコンビネーションが標準。座面の中央部に、国産車には珍しくダイヤモンドステッチが施されている。
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ホイールベースは従来比で55mm短縮されたが、後席のニールームは逆に47mm広げられている。
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2リッター直4エンジン(3ZR-FAE)を搭載する。吸気バルブリフト連続可変機構「バルブマチック」と、吸排気バルブタイミング制御「Dual VVT-i」を備え、151psと19.7kgmを発生。JC08モード燃費は16.0km/リッター。
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タイヤサイズは235/55R18(前後とも)。試乗車にはコンフォート志向のSUVタイヤ「ブリヂストン・デューラーH/T 687」が装着されていた。
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ショックアブソーバーを床下に配置したリアサスペンション(ダブルウィッシュボーン。従来型はストラット)を採用したおかげで、通常時のトランクルーム容量は17リッター増加の456リッターへ。後席をたためば992リッターまで広がる(容量はいずれもVDA法)。
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新型では、静粛性の向上を念入りに行っている。吸音素材や制振材、シール材の配置を工夫したほか、ウインドシールドに高遮音ガラスを用い、さらにはエンジンマウントのバネ定数を見直している。
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トヨタいわく、インテリアの各所に「捻りのきいた大人の遊び心」をちりばめた。ドアアームレストには凝った処理が施されている。
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「プレミアム“アドバンストパッケージ”」ではSDナビゲーションシステムのほか、「JBLプレミアムサウンドシステム」も標準で備わる。
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テールランプとストップランプにはLEDが用いられている。試乗車のボディーカラーは新色の「ダークスチールマイカ」。
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トヨタ・ハリアー プレミアム“アドバンストパッケージ”
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『トヨタ・ハリアー プレミアム“アドバンストパッケージ”(FF/CVT)【試乗記】』の記事ページへ戻る