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「X5」はBMW初のSUVとして2000年に登場。新型は3代目のモデルに当たり、日本では2013年11月に発売された。
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インテリアは、他のBMW車と同じく、複数の面を重ねる「レイヤリング」という手法でデザインされている。照明の色を3色から選択できるアンビエントライトなどを装備。
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テスト車の「xLine」は、「X5」の中でもよりSUVらしさを強調したモデルであり、エクステリアにはステンレスフィニッシャーやアルミ製ルーフレールを装備している。
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テスト車の前席には、サイ・サポートや、バックレスト上部の角度、バックレスト幅などを電動調整できる、オプションの「フロント・コンフォートシート」が装備されていた。
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後席は4:2:4の3分割可倒式。テスト車には35万円のオプション装備「リアエンターテインメントシステム」が備えられていた。
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57.1kgm/1500-3000rpmという大トルクが自慢の、3リッター直6ディーゼルターボ。新型「X5」には、このほかにも3リッター直6と4.4リッターV8の、2種類のガソリンエンジンが用意されている。
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ボディーカラーは、写真の「スパークリングブラウン」を含む全8色。
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エンジンやパワートレインの進化や、Cd値0.31という高い空力性能などにより、「X5 xDrive35d」は従来モデルより25%優れた13.8km/リッター(JC08モード)の燃費を実現している。
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「xLine」の足元は9J×19インチのアルミホイールと、255/50R19サイズのタイヤの組み合わせ。テスト車はグッドイヤーのSUV用ランフラットタイヤを装備していた。
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荷室容量は従来モデルより30リッター大きい620リッターを確保。後席を倒した時のスペースも、従来型より120リッター大きい1870リッターとなっている。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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トランスミッションにはZF製の8段ATを採用。アイドリングストップ機構やコースティング(惰性走行)機能など、燃費を抑えるための装備を数多く搭載している。
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安全装備は充実しており、「レーンディパーチャー・ウォーニング」や「衝突回避・被害軽減ブレーキ」などの機能からなる安全運転支援システムの「ドライビングアシスト」を、「X5 xDrive35d SE」を除く全グレードに搭載している。
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BMW X5 xDrive35d xLine
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『BMW X5 xDrive35d xLine(4WD/8AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る