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「メルセデス・ベンツVクラス」は商用バンをベースとしたマルチパーパスビークル。「ビアノ」と呼ばれていたモデルも含めると、新型は3代目のモデルとなる。
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新型のボディーサイズは「コンパクト」「ロング」「エクストラロング」の3種類。今回は中間サイズのロングに試乗した。
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インパネまわりのデザインは、商用車然とした現行モデルから一新。シフトセレクターの位置は、インパネシフトからコラムシフトに変更となった。
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エンジンは2.1リッター直4ディーゼルターボのみ。最高出力は「V200CDI」が136ps、「V220CDI」が163ps、「V250ブルーテック」が190psとなっている。
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押し出しの利いたグリルが特徴的なフロントまわり。「アバンギャルド」では、LEDヘッドランプなどが標準装備となる。
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リアまわりでは、リアウィンドウの面積を拡大。ガラスハッチはラゲッジルームを上下2分割にして利用できる「ロードコンパートメントオーガナイザー」とともに、「アバンギャルド」に標準装備となる。
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インターフェイスの進化も新型「Vクラス」の特徴。カーナビのモニターやコントローラーには、新型「Cクラス」と共通のものを使用している。
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シートレイアウトは全席セパレート式の6人乗り仕様のほか、2/3列目を3座とした7人乗り仕様、8人乗り仕様も用意している。
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新型「Vクラス」はダンパーの特性を調整できる「アジリティーコントロールサスペンション」を新採用。標準モデルにオプションで、「アバンギャルド」には標準で用意している。
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新型「Vクラス」に採用される「アクティブパーキングアシスト」。マルチビューカメラと自動操舵(そうだ)システムにより、駐車時の操作をアシストする機能だ。
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本国仕様にはさまざまな仕様のタイヤとホイールが用意されているが、今回のテスト車には、発売記念限定モデルの「エディション1」と同じ、19インチの5ツインスポークアルミホイールと245/45R19サイズのタイヤが装着されていた。
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新型「Vクラス」は駆動方式にFRを採用している。なお、1998年に登場した初代ではエンジン横置きのFFを採用。FRとなったのは2代目からとなっている。
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メルセデス・ベンツV250ブルーテック アバンギャルド
『メルセデス・ベンツV250ブルーテック アバンギャルド(FR/7AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る