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3代目となる新型「キャデラックCTS」は2013年3月のニューヨーク国際オートショーで世界初公開された。日本では2013年12月に発表され、2014年4月に発売されている。
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内装色は黒が基本。上級グレード「エレガンス」でボディーカラーに「ブラックダイヤモンド」を選んだ場合のみ、赤と黒のツートンカラーとなる。
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車体色は写真の「ブラックダイヤモンド」のほか、「ホワイトダイヤモンド」「レッドオブセッション」「ラジアントシルバー」「セーブルブラック」の5色が用意される。
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ヘッドランプは全車HID式で、「エレガンス」にはハイビーム自動切り替え機能も装備される。なお、テスト車に採用されていたブラッククロムのフロントグリルは、8万4000円(8%の消費税込み)のオプション品である。
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「エレガンス」に装備されるデジタル式のメーター。なお、エントリーグレード「ラグジュアリー」のメーターはアナログ式で、5.7インチのインフォメーションディスプレイが装備される。
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新型「CTS」のトランクルーム。リアシートは3:2の分割可倒式で、中央にはアームレストスルー機構も備わる。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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「ラグジュアリー」には本革と合成皮革のコンビシートを、「エレガンス」には総本革のシートを採用。
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新型「CTS」のリアシート。「エレガンス」では前席だけでなく、後席にもシートヒーターを装備している。
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「CUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)」とは、2012年に導入が開始されたインフォテインメントシステム。カーナビやオーディオ、Bluetooth通信などの機能を、8インチのタッチスクリーンで操作できる。
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新型「CTS」は、走行モードを3種類の中から選択できる「ドライバーモードコントロール」を標準装備。ダンパーの減衰力を制御する「マグネティックライドコントロール」は、上級グレードの「エレガンス」のみに採用している。
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エンジンは「ラグジュアリー」「エレガンス」共通で2リッター直4直噴ターボを搭載。「ATS」のエンジンと基本的に共通だが、最大トルクは35.9kgmから40.8kgmに高められている。
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「エレガンス」のタイヤサイズは245/40R18が標準だが、テスト車にはオプションの19インチアルミホイールと225/35R19サイズのタイヤが装備されていた。
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トランスミッションは6段AT。ドライバーが自ら変速する場合は、ステアリングホイールに備えられたマグネシウム製のパドルシフトスイッチを操作する。
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キャデラックCTSエレガンス
『キャデラックCTSエレガンス(FR/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る