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「2シリーズ」は、BMWのラインナップで最もコンパクトな2ドアクーペ。日本国内では、2014年2月に発売された。
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「BMW 220iクーペ」には、ベーシックな「スポーツ」と、スポーティーな仕立ての内外装やサスペンションなどが与えられた「Mスポーツ」の2種類が用意される。写真は、前者スポーツのフェンダー部分に配されるエンブレム。
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ホイールのサイズは、標準で17インチ。テスト車は同じ17インチのオプション「スタースポークスタイリング382アロイホイール」を装着していた。組み合わされるのは、ブリヂストンのランフラットタイヤ。
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テスト車の前席(写真)は、オプションの「ダコタレザーシート」(シートヒーター付き)。標準車の表皮は「トラック・クロス」と呼ばれるファブリックである。
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センターコンソールがやや運転席側を向く“ドライバーオリエンテッド”なインテリア。シートの色は、ブラックやオイスターなど、オプションを含め計5種類が用意される。
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フロントに縦置きされる、2リッター直4ターボエンジン。低回転域からの豊かなトルクと、優れた燃費性能がセリングポイントだ。
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計器盤は、アナログ式の2眼タイプ。その間には、外気温や走行距離、燃費、安全装備の警告などを表示するインフォメーションディスプレイがレイアウトされる。
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シフトレバー(写真右)の傍らには、カーナビやエンターテインメントシステムを直感的に操作できるという「iDriveコントローラー」(写真中央)が置かれる。そのダイヤル上面は、指先での文字入力を可能とするタッチパッドになっている。
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空力性能も自慢の「220iクーペ」。バンパー両端のエアインテークからホイールアーチへと抜ける空気が、エアロダイナミクスおよび燃費を向上させるという。
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ダッシュボード中央に備わる液晶モニターは、8.8インチのワイド型。カーナビのほか、車両設定や各種エンターテインメント機能の調整などに使用する。(写真をクリックすると、画面の表示バリエーションが確認できます)
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後席の定員は2人。身長180cmの筆者が後席に座ると、ヘッドクリアランスはご覧の通り。
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トランクルームの容量は4人乗車時で390リッター。オプション「スルーローディングシステム」を選択したテスト車の後席は、2分割式のノーマル車に対して3分割の可倒式となる。(写真をクリックするとシートの倒れるさまが見られます)
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BMW 220iクーペ スポーツ
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電動ガラスサンルーフは、14万4000円のオプション。装着時の車重は、1450kgのノーマル車よりも20kg増しとなる。
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BMW車の例に漏れず、前後均等な重量配分にこだわる「220iクーペ」。重量物であるバッテリーは、トランクルームのフロア下に搭載される。ちなみに、車検証記載の車重は「前軸:740kg/後軸:730kg」。
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『BMW 220iクーペ スポーツ(FR/8AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る