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2013年の東京モーターショーでプロトタイプが発表された「レクサスRC」。2014年のデトロイトショーでは、高性能版である「RC F」のプロトタイプもお披露目された。
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「RC F」のインテリア。専用設計のステアリングホイールは、握りやすさを重視して楕円(だえん)の断面形状を採用している。
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アスリートが着るボディースーツをモチーフにデザインしたという「RC F」のシート。人間の骨格や筋肉に沿った縫製パターンにより、高いホールド感を実現しているという。
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標準モデルの「RC」に対し、「RC F」のボディーサイズは全幅が5mm広く、全長が10mm長く、全高が5mm低くなっている。
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レクサスは「RC F」をモータースポーツイメージの旗振り役と考えており、クラブスポーツパッケージやGT3車両の販売を計画している。
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標準モデルである「RC」のグレードは、ハイブリッド車の「300h」と3.5リッターV6エンジン車の「350」の2種類。それぞれに「Fスポーツ」や「バージョンL」といった仕様が用意される。
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「RC350“Fスポーツ”」のインテリア。メーターについては、他の仕様が速度計とエンジン回転計/ハイブリッドシステムインジケーターを並べた2眼式なのに対し、Fスポーツは「RC F」と同じく、「LFA」の流れをくむデザインのメーターを採用している。
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「RC」は、2013年に「IS“Fスポーツ”」から導入が始まった表皮一体発泡シートを採用している。
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「RC350」のトランスミッションはロックアップクラッチ機構を備えたトルコン式8段AT。「RC300h」は電気式無段変速機だが、疑似的な6段のギア比が設定されており、手動での変速が可能となっている。
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エンジンやトランスミッション、パワーステアリングなどの特性を選択できる「ドライブモードセレクト」は、全車に標準装備される。
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インフォテインメントシステムの操作インターフェイスには、「レクサスNX」と同じタッチパッド式の「リモートタッチ」を採用。
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「RC350“Fスポーツ”」
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5リッターV8エンジンを搭載した高性能モデルの「RC F」。オプションでカーボン製のボンネットフードやルーフ、リアウイングなども用意されている。
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高速走行時のダウンフォースを高めるアクティブリアウイング。車速が80km/h(エコモード選択時は130km/h)を超えると上昇し、40km/h以下に下がると収納される。
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ブレーキは、フロントが直径380mm、厚さ34mmのディスクに対向6ピストンキャリパーの組み合わせ。リアが直径345mm、厚さ28mmのディスクに対向4ピストンキャリパーの組み合わせとなる。
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「RC F」は、ボディーの各所にエンジンやブレーキなどの冷却、空力性能改善のためのエアインテークやエアアウトレットが設けられている。
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「RC F」の「2UR-GSE」型5リッターV8エンジン。ベースとなった「IS F」のものと比べ、最高出力が54psアップしただけでなく、最高回転数も6800rpmから7300rpmに上昇している。
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タイヤサイズはフロントが255/35ZR19、リアが275/35ZR19。4種類のデザインの鍛造ホイールが用意されている。
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レクサスRC350“Fスポーツ”
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レクサスRC F
『レクサスRC350“Fスポーツ”(FR/8AT)/RC F(FR/8AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る