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オープンモデルの「ロータス・エキシージSロードスター」は、クーペから1年以上遅れて、2014年9月に日本導入が開始された。
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インテリアのデザインはクーペと共通。太くて嵩(かさ)のあるサイドシルはそのままだが、オープン時にはルーフがない分、クーペより楽に乗降できる。
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プレミアムパックに含まれるフルレザースポーツシート。クーペのそれとは違い、座面にクロスステッチが施されている。
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プレミアムパックを選択すると、ドアにもレザー製のトリムがあしらわれる。トリムの色は「エボニーブラック」「ベノムレッド」「アイボリーホワイト」「アッシュグレー」「ココアブラウン」「コニャックブラウン」「インペリアルブルー」から選択可能。
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外観上は、脱着式のソフトトップだけでなく、エアロパーツの有無もロードスターとクーペの違いとなっている。前者にはリアウイングやフロントリップスポイラーが装備されない。
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ステアリングコラムに備えられた小さな丸いボタンに注目。「エンジンプロテクションバルブ」と呼ばれる排気バルブの切り替えスイッチで、バルブを開くと迫力のある排気音を楽しめる。
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パワーユニットにはクーペからの変更はなし。可変バルブ機構付きの3.5リッターV6エンジンにハロップ製のスーパーチャージャーを組み合わせたもので、350psの最高出力と40.8kgmの最大トルクを発生する。
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トランスミッションは6段MTのみで、同じエンジンの「エヴォーラ」に採用されている6段AT「IPS」の設定はない。
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動力性能については、0-100km/h加速はクーペと同等の4.0秒を記録。最高速は233km/hとアナウンスされている。
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オプションの「レースパック」に含まれる、「4モードダイナミックパフォーマンスマネージメント (DPM) システム」。ボッシュ社と共同開発したもので、「ツーリング」「スポーツ」「レース」「オフ」の4種類の走行モードを用意している。
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「レースパック」の足まわりは、オプションで用意されるサーキット走行を重視したタイヤ「ピレリPゼロ トロフェオ」に合わせた仕様となっているが、今回は標準設定の「ピレリPゼロ コルサ」を装着した車両で試乗を行った。
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ロータス・エキシージSロードスター
『ロータス・エキシージSロードスター(MR/6MT)【試乗記】』の記事ページへ戻る