
-
-
「グレイス」とは英語で「優美」「おもいやり」の意。「大切な人と過ごす時間を包み込む存在でありたい」という思いを込めたという。
-
インパネはピアノブラックのパネル、シルバーの加飾、ソフトパッドなどを使用して上質感を表現している。また、センター部をドライバー側に傾けて操作性を向上させている。
-
前席は背もたれの表層部ウレタンを厚くして座り心地を向上させた。「HYBRID EX」にはレザー調素材(プライムスムース)とファブリックのコンビシートが標準。本革も選べる。
-
ボディーサイズは全長4440×全幅1695×全高1475mm。ホイールベースは「フィット」より70mm長い2600mm。
-
エクステリアのテーマは「セダンらしさを堪能できる、堂々とした車格感のあるスタイル」。試乗車のボディー色はプレミアムディープロッソパール。
-
LEDヘッドライト(ロービーム)が標準で備わる(「HYBRID DX」を除く)。
-
インパネの助手席側やドアトリムなど、手が触れる箇所にはソフトな素材を配置して上質感を演出している。
-
リチウムイオンバッテリーを内蔵したIPU(インテリジェント・パワー・ユニット)をトランクのフロア下に搭載する(奥の銀の部分)。
-
1モーターのハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」を搭載。システム全体の最高出力は137ps(101kW)に達する。
-
後席を最大限後方に配置することで、ホンダの歴代5ナンバーセダン中、最大となる後席前後間隔を確保した。
-
センターコンソールの後方に後席用エアコンアウトレットが用意される。その下方にアクセサリーソケットが2つ備わる(「HYBRID EX」の場合)。
-
トランク容量は430リッター(VDA方式)。後席背もたれには60:40の可倒機構が備わる。またリアバルクヘッドに補強材を追加して「環状構造」とすることでボディー剛性を向上させている。(クリックすると後席背もたれが倒れる様子が見られます)
-
メーター部を見る。中央に速度計を置き、外周がブルーに光るようになっている。エンジン回転は写真のように、右端に表示させることができる。
-
センターパネルには高輝度塗装が施され、使いやすさだけでなく美しさにもこだわった。
-
助手席前のソフトパッドを見る。周囲をぐるりと取り囲むステッチの表現はなかなか巧み。
-
燃料タンクは後席下にはなく、「フィット」と同じように前席の下にある。そのため、フロアパネルが前席下で盛り上がっており、そのぶん足を滑りこませる空間が狭くなっている。
-
上質な乗り心地の実現も「グレイス」の売りのひとつ。リアサスペンションの動きの支点となるコンプライアンスブッシュに液封タイプを用いた。
-
タイヤサイズは185/55R16。ブレーキ形式は前がベンチレーテッドディスクで、後ろがリーディングトレーリングドラム。
-
助手席の裏面にはシートバックポケットが備わり、その右端には充電中のスマートフォンを入れておくのにちょうどいい形のポケットが付いている(「HYBRID EX」の場合)。
-
「グレイス」の日本国内における販売計画台数は月間3000台。2013年7月に稼働を開始したばかりの埼玉製作所寄居工場で生産される。
-
ホンダ・グレイスHYBRID EX
-
『ホンダ・グレイスHYBRID EX(FF/7AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る