
【スペック】GS450h“バージョンL”:全長×全幅×全高=4850×1840×1455mm/ホイールベース=2850mm/駆動方式=FR/3.5リッター V6DOHC24バルブ(295ps/6000rpm、36.3kgm/4500rpm)+交流同期電動機(200ps、28.0kgm)/テスト車はプロトタイプ(豪州仕様車)
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【スペック】GS450h“バージョンL”:全長×全幅×全高=4850×1840×1455mm/ホイールベース=2850mm/駆動方式=FR/3.5リッター V6DOHC24バルブ(295ps/6000rpm、36.3kgm/4500rpm)+交流同期電動機(200ps、28.0kgm)/テスト車はプロトタイプ(豪州仕様車)
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試乗の舞台となった富士スピードウェイには、新型「レクサスGS」のプロトタイプがずらりと並べられた。
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前席の様子。現行モデルに比べてヘッドクリアランスが30mm広くなるなど、居住性の向上が図られている。
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2つの台形を上下に向かい合わせたような形状の「スピンドルグリル」が強い個性を放つ。スピンドル(糸巻き)に似ていることから名付けられたもので、これから登場するレクサス車にも共通するテーマだという。
写真左の「GS350」とその隣に並ぶ「GS250」はともにスポーティーグレード「F SPORT」。フロントマスクは専用デザインで、ラジエターグリルがメッシュになるなど他グレードとの違いが見られる。 -
水平方向の伸びやかさが表現されたインテリアは、12.3インチのワイドディスプレイ、そして新しくなったリモートタッチが特徴。ラグジュアリー仕様の「バージョンL」はウッドパネルなどで高級な雰囲気に、「F SPORT」は精悍(せいかん)なイメージに仕上げられている。
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前席同様、後席のヘッドクリアランスも拡大(+20mm)。ひざから前席までの間隔も、20mmアップしたという。
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新開発の専用プラットフォームが用いられるものの、全長とホイールベースはこれまでと変わらず。ただし、フロントのオーバーハングが10mm詰められて、逆にリアのオーバーハングは10mm増した。現行型「GS」に比べて、全高はプラス30mm、全幅はプラス20mm。外寸はそれほど変わっていないのに、前40mm、後50mm拡大されたトレッドは、新型「GS」のキモか。
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【スペック】GS250 Iパッケージ:全長×全幅×全高=4850×1840×1455mm/ホイールベース=2850mm/駆動方式=FR/2.5リッター V6DOHC24バルブ(215ps/6400rpm、26.5kgm/3800rpm)/テスト車はプロトタイプ
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ゴルフバッグが4個収容できるとうたわれるトランクルーム。奥行き、深さともかなり余裕がありそう。容量(VDA方式)は、ガソリン仕様で530リッター。バッテリーにスペースを食われるハイブリッド仕様は465リッター。
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富士スピードウェイのモビリタに設定されたテストコースで、ダブル・レーン・チェンジを試す。
会場でお話をうかがったエンジニアのみなさんは、異口同音に「高速での安定感向上」「日本刀のような切れ味」が開発テーマだったと語る。このふたつを高レベルに引き上げる「LDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)は、ギア比の変わるステアリング「VGRS」と、後輪にも舵角を与える「DRS」を統合制御するもの。リアのステア角は、最大で2度。前輪と同じ向きにも、逆の向きにも切れる。車速やステアリングホイールの角度、操舵(そうだ)スピードなどの情報をもとに、「レクサスGSとしての理想の動き」を実現するという。例えば低速では小回りが利くように、高速コーナーでは安定感が増すように作用する。 -
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富士スピードウェイの本コースを駆け抜ける、「GS350」のスポーティーバージョン「F SPORT」。
【スペック】GS350 F SPORT:全長×全幅×全高=4850×1840×1455mm/ホイールベース=2850mm/駆動方式=FR/3.5リッター V6DOHC24バルブ(318ps/6400rpm、38.7kgm/4800rpm)/テスト車はプロトタイプ -
ハイブリッドモデル「GS450h」の心臓部。3.5リッターのガソリンエンジンにモーターが組み合わされ、システム全体で348psを発生する。
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【スペック】GS450h F SPORT:全長×全幅×全高=4850×1840×1455mm/ホイールベース=2850mm/駆動方式=FR/3.5リッター V6DOHC24バルブ(295ps/6000rpm、36.3kgm/4500rpm)+交流同期電動機(200ps、28.0kgm)/テスト車はプロトタイプ
『レクサスGS プロトタイプ(FR/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る