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2015年3月のジュネーブショーで世界初公開された「エヴォーラ400」。日本では同年7月に予約受け付けが、10月に販売が開始された。
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従来モデルから意匠が一新されたインストゥルメントパネルまわり。快適性を高めるために、新しい空調システムが採用されている。
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今回の改良ではエンジン出力の大幅な向上が図られている。エンジンに大きく手が加えられたのは、2011年にスーパーチャージャー付きエンジン搭載車が登場して以来、2度目のこととなる。
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「エヴォーラ400」は、ロータスが工場を構えるヘセルのテストコースにおいて、従来モデルを7秒上回る1分31秒のラップタイムを記録している。
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シートはサイドエアバッグを装備する関係で、レカロからスパルコに変更。プラットフォームの改良により、足元スペースの広さが増しているという。
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サイドシルは、従来モデル比で幅が43mm、高さが56mm縮小されており、大幅に乗降性が増している。
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ダッシュボード上部に並べられた各種スイッチ類。走行モードの切り替えシステムやシートヒーターなどはここで操作する。
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エンジンに関しては、スーパーチャージャーの容量を1.32リッター/rpmから1.74リッター/rpmに拡大し、水冷式のインタークーラーを採用。最高出力を406psに向上させたほか、トルクについては最大値を41.8kgmに高めるとともに、その発生回転域を3000‐7000rpmに広げている。
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6段MTについては、よりすばやく、正確なギアチェンジを可能とするため、クラッチとフライホイールを改良。またMT仕様にはトルセン式LSDが標準装備される。
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6段ATはセンターコンソールのスイッチと、アルミニウム製のシフトパドルで操作する。
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今回、エキゾーストシステムにも改良が施されており、サウンドもより楽しめるようになっていた。
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エクステリアは、フロントマスクを中心に大幅に意匠を変更。空力性能や、エンジンやドライブトレインの冷却効率の改善が図られている。
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赤の液晶ディスプレイ表示が特徴だったメーターについては、黒地に白のシンプルな表示に変更。レッドゾーンは7000rpmからとなっている。
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リアまわりではコーナー部の意匠をよりエッジの立ったものに変更。リアディフューザーなどの空力パーツにも改良が施されている。
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ロータス・エヴォーラ400
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ロータス・エヴォーラ400
『ロータス・エヴォーラ400(MR/6MT)/エヴォーラ400(MR/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る