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1/25
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2/25「ボクスター スパイダー」は高出力のエンジンの採用と軽量化によって動力性能を高めた「ボクスター」の高性能モデルであり、2009年に初めて設定された。
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3/25テスト車のインテリアにはオプションの「スパイダー・クラシックインテリア」が採用されており、各所に赤いレザーが用いられていた。
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4/25シートの後方に“じゃばら状”に折りたたまれたソフトトップ。トップのロック/アンロック以外の操作は、手動で行う。
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5/25
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6/25375psの最高出力と1315kg(DIN)の車両重量により、「ボクスター スパイダー」は3.5kg/psというパワー・ウェイト・レシオを実現している。
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7/25他のポルシェのスポーツモデルと同じく、「ボクスター スパイダー」ではリアハッチを開けてもエンジンにアクセスすることはできない。写真は車体後部に備わる130リッターのトランクルーム。
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8/25「ボクスター」の他のモデルや「ケイマン」と同じく、フロントにも150リッターのトランクルームが備わる。
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9/25
「ボクスター スパイダー」に設定されるトランスミッションは6段MTのみで、デュアルクラッチ式ATの「PDK」は用意されていない。
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10/25「ボクスター スパイダー」は、「ケイマンGT4」と同じ意匠のフロントおよびリアバンパーや、専用ソフトトップの採用などにより、「ボクスターGTS」と比べて全長は約10mm長く、全高は約10mm低くなっている。
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11/25タイヤサイズはフロントが235/35ZR20、リアが265/35ZR20。ピレリのスポーツタイヤ「Pゼロ」が装着されていた。
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12/25
「ボクスター スパイダー」には、リクライニング機構の付かない軽量バケットシートが装備される。
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13/25運動性能に関連する装備としては、状況に応じてエンジンマウントの硬さを変化させる「ダイナミックエンジンマウント」や、機械式デファレンシャルロックを備えたトルクベクタリング機構などが標準で採用される。
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14/25「ボクスター スパイダー」の動力性能は、0-100km/h加速4.5秒、最高速は290km/hと公表されている。
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15/25メーターまわりでは、エンジン回転計の文字盤に「Spyder」のロゴがあしらわれる。
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16/25「ケイマンGT4」と同じ、直径360mmの小径ステアリングホイールが装着される。
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17/25ブレーキは、フロントが6ピストンキャリパーと外径×厚さ=340×34mmのディスクローターの、リアが4ピストンキャリパーと330×28mmのディスクローターの組み合わせ。キャリパーは前後ともに対向モノブロック、ディスクローターはクロスドリルドベンチレーテッドとなる。
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18/25「ボクスター スパイダー」には走行モード切り替え機構やストップウオッチなどからなる「スポーツクロノパッケージ」が標準装備される。
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19/25マフラーには「スポーツクロノパッケージ」で選択された走行モードに応じて、排気音が切り替わる機能が備わっている。
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20/25走行モードの切り替えや、ソフトトップのロック/アンロックについては、センターコンソールのスイッチで操作する。
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21/252015年4月15日に予約受け付けが開始された「ボクスター スパイダー」だが、日本への割り当て分はすでに完売しているという。
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22/25ポルシェ・ボクスター スパイダー
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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