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2/16大幅改良によって、新たにダウンサイジングターボエンジンが搭載された「ポルシェ911カレラ」。4WD車の「カレラ4」やオープンモデルの「タルガ」「カブリオレ」にも、すでに同じエンジンが採用されている。
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3/16メンテナンス用ハッチの下に貼られた、「Carrera」「3.0」と書かれた2枚のプレート。新しい「911カレラ」には、3リッター水平対向6気筒ターボエンジンが搭載される。
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4/16リアに装備される可変スポイラー。新型「911カレラ」では空力的な役割に加え、高速走行時にインタークーラーへの空気の流量を増加させる役割も担っている。
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5/16リアまわりでは新しい意匠のリアコンビランプやエアインテークスクリーン、バンパーの両端に設けられたインタークーラー用の排気ベントなども、新型「911カレラ」の特徴となっている。
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6/16「911カレラ」のインストゥルメントパネルまわり。ダッシュボードの中央上部には、オプション装備「スポーツクロノパッケージ」の特徴であるアナログ式のストップウオッチが装着されている。
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7/16ヘッドレスト一体型のスポーツシート。テスト車には、オプションで用意される「グラファイトブルー」のレザーインテリアが採用されていた。
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8/16センターコンソールに位置する7段MTのシフトノブ。「911カレラ」のトランスミッションには7段MTと7段PDKが用意されている。
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9/16新しいエンジンが搭載された「911カレラ」の動力性能は、0-100km/h加速が4.6秒、最高速が295km/hと公表されている(共に7段MT仕様の数値)。
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10/16今回の改良ではフロントまわりの意匠も変更。エアインテークには、ルーバーを動かすことでフロントまわりの空気の流れや冷却気の流入量を制御する「アクティブクーリングエアフラップ」が採用された。
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11/16「911カレラ」の標準タイヤサイズは、前が235/40ZR19、後ろが295/35ZR19。ブレーキは前後ともに4ピストン対向キャリパーと直径330mmのベンチレーテッドディスク(厚さは異なる)の組み合わせとなる。
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12/16「スポーツクロノパッケージ」の走行モード切り替え機構は、ステアリングホイールのロータリースイッチで操作する。
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13/16「ポルシェ911」の伝統ともいえる5連式のメーター。右から2番目はナビ画面の表示も可能なマルチインフォメーションディスプレイとなっている。
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14/16インフォテインメントシステムには7インチのタッチスクリーンと音声で操作する「ポルシェ・コミュニケーション・マネージメントシステム(PCM)」が採用されている。
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15/16今回の改良では姿勢制御システムの強化も図られており、PASM(電子制御式可変減衰ダンパー)が全車標準装備となったほか、「911カレラS」にはオプションで後輪操舵(そうだ)機構も用意された。
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16/16ポルシェ911カレラ

山田 弘樹
ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦経験をもつ、実践派のモータージャーナリスト。動力性能や運動性能、およびそれに関連するメカニズムの批評を得意とする。愛車は1995年式「ポルシェ911カレラ」と1986年式の「トヨタ・スプリンター トレノ」(AE86)。
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