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1/153人乗りのEVスポーツカー「日産ブレードグライダー」。
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2/15会場に並べられた日産の最新電気自動車およびハイブリッドカー。右端の「ノートe-POWER」だけは、なぜか標準モデルではなくコンプリートカスタムカーの「NISMO」だった。
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3/15ピットレーンでコースインを待つ「ブレードグライダー」。フロントのトレッドが極端に狭い、三角形のボディー形状が目を引く。
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4/15今回試乗したのは、今のところ世界に2台しかないという「ブレードグライダー」の1台。もう1台は、リオデジャネイロのオリンピック・パーク内に常設展示されているという。
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5/15乗降性を考慮し、斜め上に開口するドアヒンジの位置は、前側から後ろ側に移された。
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6/15インストゥルメントパネル(と呼んでいいものかどうか……)まわりはレーシングカーそのもの。ドライブモードセレクターには、全開走行モードと出力抑制モードの2種類の制御が用意される。
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7/15シートは前1人、後ろ2人の3人乗り。すべての席に4点式のシートベルトが装備されている。
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8/15リアホイールに内蔵された2基のインホイールモーターで駆動する「ブレードグライダー」。システム最高出力は272ps(200kW)、最大トルクは707Nm(72.1kgm)とされている。
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9/15リアバンパーには、同車の“出自”をうかがわせる「Inspired by DELTAWING」の文字が書かれていた。
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10/152011年4月のニューヨークショーで発表された「リーフNISMO RC」。カーボンモノコックの専用ボディーに「リーフ」のパワープラントを搭載したレーシングカーである。
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11/15モーターやバッテリーの搭載位置はキャビンの後方。バッテリーは充電に加え、リアカウルを開いて素早く交換できるよう設計されていた。
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12/15デビュー当初はエコカーレースやEVレースに参戦するなどしていた「リーフNISMO RC」。今はもっぱらイベントなどでのデモランで、走る姿を見ることができる。
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13/152010年12月に発売された「日産リーフ」。24kWhと30kWhの2種類のバッテリーが用意されており、後者を搭載するモデルでは、280km(JC08モード)の一充電走行可能距離を実現している。
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14/15市販モデルの試乗は、サーキットの内周路で行われた。供されたのはご覧の4台で、なぜか「スカイライン」と「フーガ」のハイブリッドモデルは用意されていなかった。
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15/15会場では、クルマと住宅の間で電力をやりとりする、いわゆる「V2H」の実演展示も行われていた。今回は主に「走り」に注目してリポートしたが、EVの普及はユーザーのライフスタイルにも大きな変化をもたらすかもしれない。

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
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