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2/16「W12 S」は、フライングスパーの新たなフラッグシップグレードとして2016年9月に発表された。日本市場には今春に導入されたばかりのニューモデルだ。
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3/16「W12」ではクローム仕上げとなるフロントグリルやヘッドランプの縁取りが、「W12 S」ではグロスブラック仕上げとなる。
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4/16シートには、“Sモデル”のみに用いられるツートンカラーを採用。ベントレー車ではおなじみのダイヤモンドキルト加工が施されるほか、ヘッドレストには「W12 S」のロゴが刺しゅうされている。
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5/16リアシートは2人掛けと3人掛け(写真)から選択が可能。ドライバーズサルーンとはいえ、後部座席の座り心地の良さは特筆もの。
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6/16標準の「W12」から10psと20Nmの上積みを得た6リッターW12ツインターボエンジン。静粛性を保ったまま、ドライバーの要求に応じて強大なパワーを発生させる。
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7/16「フライングスパーW12 S」の動力性能は、0-100km/h加速が4.5秒、最高速は325km/h。ベントレーの4ドアモデルとして、初めて最高速が時速200マイル(約322km/h)を超えたとアピールされている。
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8/16試乗車のボディーカラーは、「ダムソン」。クロームからグロスブラックへと変更になった各種パーツと併せて、強烈な存在感を漂わせている。
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9/16インテリアには、ボディーカラーに合わせた「ダムソン」のレザーがぜいたくに使用されている。ウッドパネルはピアノブラック仕上げ。
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10/16トランスミッションはZF製の8段ATが搭載される。シフトレバーの後方には、エンジンのスタート/ストップスイッチや、ドライブモードの切り替えスイッチなどが並ぶ。
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11/16試乗車の後部座席には、オプション装備のバニティミラー付きウッドピクニックテーブルが装着されていた。ミラーを起こすと、その左右の照明も点灯する。
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12/16「W12 S」は、足まわりとスタビリティーコントロールにも専用チューニングが施され、コーナリング性能が高められている。
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13/16とがった見た目とは裏腹に、「フライングスパーW12 S」は、ベントレー伝統の紳士的な優しさを内に秘めたスーパーエクスプレスだった。
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14/16トランクルームの容量は475リッター。ふかふかとした毛足の長いカーペットが敷かれている。
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15/16Cピラーの後方に備わる「W12 S」のエンブレム。Sの文字のみブラックが用いられているところが、どこか奥ゆかしさを感じさせる。
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16/16ベントレー・フライングスパーW12 S

今尾 直樹
1960年岐阜県生まれ。1983年秋、就職活動中にCG誌で、「新雑誌創刊につき編集部員募集」を知り、郵送では間に合わなかったため、締め切り日に水道橋にあった二玄社まで履歴書を持参する。筆記試験の会場は忘れたけれど、監督官のひとりが下野康史さんで、もうひとりの見知らぬひとが鈴木正文さんだった。合格通知が届いたのは11月23日勤労感謝の日。あれからはや幾年。少年老い易く学成り難し。つづく。
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