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2/26ヘッドライトはバイキセノンが標準。写真のように、ブラックのLEDタイプをオプション選択することもできる(欧州仕様の場合)。
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3/26フロントの大型エアインテークの形状が変わり、車両の“顔つき”が変わった。左右の大型インテークにはエアブレードが設けられ、冷却風の供給が改善されている。
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4/26車両後部のエンジンフード上にはラムエアスクープが2つ配置され、エンジンルームに冷却風を送る。
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5/26空力性能の改善と軽量化も新型における重要なテーマだ。リアまわりでは、エンジンフードとリアウイング、およびウイングサポートがカーボン製だ。
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6/26今回の試乗会では7段PDKと6段MTの両仕様に試乗することができた。「サファイアブルーメタリック」に塗られた写真の試乗車は前者。
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7/26PDK仕様の室内。背後にシフトパドルを備えた直径360mmの「GTスポーツステアリングホイール」は、「918スパイダー」のイメージでデザインされている。
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8/261万rpmまで刻まれたタコメーター。最高エンジン回転数は9000rpmで、レッドゾーンは8500rpmから。
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9/26試乗車にはオプションのフルバケットシートが装着されていた。バックレストには「GT3ストライプ」が入り、ヘッドレストにはポルシェクレストがエンボス加工されている。
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10/26こちら「レーシングイエロー」の試乗車は6段MT仕様。同仕様の車重は1413kgと、PDK仕様より17kg軽い。
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11/266段MTは“無償オプション”として設定されている。オートブリッピング機能が備わる。
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12/26フルバケットシートを後ろから見る。カーボン仕上げの地肌がレーシーな雰囲気を演出する。
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13/26ホイールはセンターロック式。PDKとMTの両試乗車には、オプションの「ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ(PCCB)」が装着されていた。
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14/26PDK仕様(写真)の動力性能は0-100km/h加速が3.4秒で最高速は318km/h。
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15/26派手なリアウイングは「911 GT3」のアイコン的な装備。ウイングの位置が従来モデルより20mm高められている。
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16/26「911 GT3カップ」譲りとうたわれる3996ccの水平対向6気筒自然吸気ユニットは500psと460Nmを生み出す。エンジンフードを開けても従来同様、エンジン本体を見ることはできない。
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17/26新型にも後輪操舵機構が備わり、50km/h未満では前輪とは逆位相に、80km/h以上では同位相にステアされる。操舵角は最大1.5度(各方向とも)。
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18/26ステアリングのアシストは電動。ステアリングギアは可変式でレシオは17.15~13.12とされる(PDKとMTの両仕様とも)。
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19/26PDK仕様とMT仕様では、リアデフのLSDの仕組みが異なる。PDKでは電子制御式となるのに対し、MTでは機械式が装着される。そのロック率はアクセルオン側が30%で、同オフ側が37%。
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20/26リアホイールハウスは「911カレラ」と比べて44mm拡大されている。ボディーのワイドさが際立つ。
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21/26MT仕様の動力性能は0-100km/h加速が3.9秒で最高速は320km/hと発表されている。
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22/26ポルシェ ジャパンは2017年4月6日から新型の予約注文を受け付けている。日本仕様のハンドル位置は左のみで、価格は2115万円(PDK仕様)。6段MTはオプション設定となり、今秋以降に生産開始の予定。
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23/26ポルシェ911 GT3(PDK仕様)
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25/26ポルシェ911 GT3(MT仕様)
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河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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