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2/24世界ラリー選手権やルマン24時間レースなどでの活躍で知られるアルピーヌ。1995年に一度消滅したものの、2007年にカルロス・ゴーン氏がブランドの復活について言及。ケータハムとの提携や、その解消といった紆余(うよ)曲折を経て、今回の新型「A110」デビューによって名実ともに復活をとげた。
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3/24フローティング式の細いセンターコンソールが特徴的なインテリア。今回は充実した装備が特徴の初期生産モデル「プルミエールエディシオン」に試乗した。
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4/24「プルミエールエディシオン」の生産台数は1955台。アルピーヌではこの限定モデルの生産を終えてから、各種トリムやパーソナライズオプションの設定、およびそれに応じた車両の生産を開始するとしている。
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5/24新旧2モデルの「アルピーヌA110」。“初代”A110(右)のデビューは1962年のことで、1977年まで生産されるご長寿モデルとなった。
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6/24ボディーサイズは全長×全幅×全高=4180×1798×1252mm、ホイールベースは2420mmとなっている。
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7/24ボディー構造には軽量・強靭(きょうじん)な専用設計の総アルミ製モノコックを採用。車両重量の軽減に加え、重量配分の最適化や、ロールセンターを下げることにも配慮がなされている。
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8/24車重1100kgをひとつのターゲットに開発されたという新型「A110」。結果として、市販モデルでは油脂類を含め1080kgという軽さを実現した。
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9/24新型「A110」のエンジンの搭載レイアウトは、初代と同じRRではなくミドシップとなっている。
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10/242017年のジュネーブショーで配布された新型「A110」の写真。リアの車体下部に大掛かりなディフューザーが設けられているのが分かる。
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11/24コーナリング時のアライメントの変化を避けるため、足まわりには前後ともにダブルウイッシュボーン式のサスペンションを採用している。
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12/24センターコンソールに備わるシフトスイッチ。新型「A110」には湿式の7段デュアルクラッチ式ATが搭載される。
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13/24軽い車両重量は優れた乗り心地の実現にも寄与。高い運動性能を保ちつつ、よりやわらかなコイルスプリングを使用することができたという。
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14/24252psの最高出力と320Nmの最大トルクを発生する1.8リッター直4直噴ターボエンジン(写真は2017年のジュネーブショーで配布されたもの)。
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15/24メーターの代わりに備わるフルデジタルのインフォメーションディスプレイ。走行モードに応じて表示が切り替わる。
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16/24「プルミエールエディシオン」にはワンピース構造のサベルト製スポーツシートが装備される。
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17/240-100km/h加速は4.5秒という動力性能を実現している新型「A110」。最高速はリミッターによって250km/hに制限されている。
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18/24「プルミエールエディシオン」に標準装備される18インチアルミホイール。タイヤサイズは前:205/40R18、後ろ:235/40R18となっている。
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19/24ブレーキについては、ディスク径は前後ともにφ320mm、キャリパーは前が4ピストンの固定式、後ろがシングルピストンの浮動式の組み合わせとなる。
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20/24限定モデルの「プルミエールエディシオン」にはメーカーオプションは用意されておらず、ボディーカラーのみ青、白、黒の3色から選択可能となっている。
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21/242つに分かれたヘッドランプやフロントボンネットのプレスライン、ラウンド形状のリアウィンドウなど、初代「A110」の特徴はデザインにも受け継がれている。
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22/24リアまわりでは、X型に光るLED式のリアコンビランプが目を引く。
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23/24高効率のパワープラントや軽い車両重量により、新型「A110」は6.1リッター/100kmという燃費性能も実現している(欧州複合モード)。
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24/24アルピーヌA110プルミエールエディシオン

嶋田 智之
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