-
1/21
-
2/21オリジナル「A110」の面影を色濃く残す新型のサイドビュー。ただしエンジンレイアウトはRRではなくMRとされる。
-
3/21ボディーサイズは全長4180×全幅1798×全高1252mm(「プルミエールエディシオン」の数値)。全長だけで言うなら“Bセグメント”に属する小ささだ。
-
4/21単なるリバイバルでなく、タイムレスな造形を目指した。デザインテーマは「オリジナル『A110』がモデルチェンジを経ながら今まで続いていたら」だったという。
-
5/21ラゲッジスペースはボディーの前後にあり、前が100リッター、後ろが96リッターの容量を持つ。センターマフラーがスポーティーな走りを予感させる。
-
6/21黒でまとめられた「プルミエールエディシオン」のインテリア。タイトだが、大人2人には十分な広さを持つ。
-
7/21トランスミッションは7段DCT。センターコンソールには、ボタン型のセレクター(左からD/N/Rポジション)のみが備わる。
-
8/21インパネの中央には10インチのTFTスクリーンが置かれ、その下にはトグルタイプのクラシカルなスイッチが配置される。
-
9/21軽量化は新型「A110」の重要なテーマ。ワンピース構造のシェルを持つサベルト製スポーツシートの重量は、1脚当たり13.1kgという軽さを実現している。
-
10/21エンジンは252psを生み出す1.8リッター直4ターボ。車重が1103kg(「プルミエールエディシオン」の場合)にすぎないので、十分にパワフルだ。
-
11/21ステアリングホイールはボトム部分がフラットな形状な“Dシェイプ”タイプ。その背後にはステアリングコラム固定式のシフトパドルが備わる。
-
12/212つのメインメーターの間に小さなメーターを3つ置くレイアウトは、オリジナル「A110」に倣ったものだ。スピードメーター(右)には300km/hまで記されている。
-
13/21動力性能は0-100km/h加速が4.5秒で、最高速は250km/h。
-
14/21サーキットでは軽量ミドシップカーらしく軽やかなフットワークを披露。姿勢変化を誘うとリアがじわりと流れてニュートラルステアのスタンスを維持する。
-
15/21制動安定性に優れ、200km/h超からのハードなブレーキングでもまったく不安を感じずに済む。
-
16/21ドアトリムにはダイヤモンドステッチが施され、その上部にトリコロールのワンポイントが添えられている。
-
17/21タイヤサイズはフロント(写真)が205/40R18で、リアが235/40R18。フロントブレーキキャリパーは4ピストンとなる。
-
18/21Cピラーにもトリコロールのオーナメントが貼られる。
-
19/21LEDによるXシェイプのテールランプが個性的なリアビューを作り出す。
-
20/21アルピーヌA110プルミエールエディシオン
-
21/21

島下 泰久
モータージャーナリスト。乗って、書いて、最近ではしゃべる機会も激増中。『間違いだらけのクルマ選び』(草思社)、『クルマの未来で日本はどう戦うのか?』(星海社)など著書多数。YouTubeチャンネル『RIDE NOW』主宰。所有(する不動)車は「ホンダ・ビート」「スバル・サンバー」など。
試乗記の新着記事
-
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】 2025.9.6 空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
-
ランボルギーニ・ウルスSE(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.3 ランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」が「ウルスSE」へと進化。お化粧直しされたボディーの内部には、新設計のプラグインハイブリッドパワートレインが積まれているのだ。システム最高出力800PSの一端を味わってみた。
-
ダイハツ・ムーヴX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.2 ダイハツ伝統の軽ハイトワゴン「ムーヴ」が、およそ10年ぶりにフルモデルチェンジ。スライドドアの採用が話題となっている新型だが、魅力はそれだけではなかった。約2年の空白期間を経て、全く新しいコンセプトのもとに登場した7代目の仕上がりを報告する。
-
BMW M5ツーリング(4WD/8AT)【試乗記】 2025.9.1 プラグインハイブリッド車に生まれ変わってスーパーカーもかくやのパワーを手にした新型「BMW M5」には、ステーションワゴン版の「M5ツーリング」もラインナップされている。やはりアウトバーンを擁する国はひと味違う。日本の公道で能力の一端を味わってみた。
新着記事
-
NEW
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】
2025.9.8試乗記「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。 -
NEW
第318回:種の多様性
2025.9.8カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。ステランティスが激推しするマイルドハイブリッドパワートレインが、フレンチクーペSUV「プジョー408」にも搭載された。夜の首都高で筋金入りのカーマニアは、イタフラ系MHEVの増殖に何を感じたのか。 -
NEW
商用車という名の国民車! 「トヨタ・ハイエース」はなぜ大人気なのか?
2025.9.8デイリーコラムメジャーな商用車でありながら、夏のアウトドアや車中泊シーンでも多く見られる「ハイエース」。もはや“社会的インフラ車”ともいえる、同車の商品力の高さとは? 海外での反応も含め、事情に詳しい工藤貴宏がリポートする。 -
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。